八本歯のコルには先客が数人、その中で小学校低学年位の男の子はハイテンション。彼をあしらうお母さん、子供はそっちのけで写真(動画)を撮りまくる若いお父さんが居た。彼ら3人とはその後何度も出会うことになる。
あれが間ノ岳だ!
振り返ると北岳が見える。うわぁ、また梯子だ(O_O)
明日は間ノ岳をピストンしてここを登るのか。ヘルメットが役に立ちそうだ・・・
明日のことを考えると色々不安になってきた。ここから北岳山荘までのCTは1:10。どうせこの時間内には着けないだろう。最後のオニギリを無理矢理押し込んでパワーをチャージ。
14:20 リスタート
また梯子か~
高度感あるなぁ
終わりかけだがキレイなお花→タカネビランジ
これもキレイ。ミネウスユキソウ?
ちょっと急な箇所があると息が上がる( ̄。 ̄;)
こんな岩場に咲いているとは・・・可憐だ イワツメクサ
ひょわ~こんな所を進むのか。
足下は不安定、足を置く場所を選びつつ進んだ。
また、数分前に追い越して行った緑色のウェアの方(後で話しが出来、彼は兵庫県から来たとのこと。これ以降兵庫さんとする。)を追いかけつつ進んだ。
数十m先で先ほどの子供の声がする。彼は元気だなぁ
兵庫さんを遠目に赤いペンキの○印を探しつつ少しずつ登った。
おお、富士が見えた!
15:03 ここで一休み。
そろそろトイレに行きたくなってきた( ̄。 ̄;)。先へ進もう。
キンロバイ
キタダケトリカブトとウスユキソウの群落
イワベンケイ
ヒー!! ノ)゚Д゚(ヽ
ここで足がすくんだ。 戻ろうか・・・本気でこんなことを思ったくらいだ。
数分後に先ほど一旦追い越した兵庫さんが追いついてきた。
「どうしましたか」「いや、ここを通るのかって・・・」「あぁここですね(多分ネット画像で見たと思われる)。先に行きますよ」
さっさと彼は行ってしまった。そして、向こうから「慎重に行けば、大丈夫ですよ~」と大きな声を出し、励ましてくれた。そうだよ。行くしか無いよ
一番緊張したのがこの先のクサリが設置された数m、ただし、このクサリは補助的で軽く添えるだけで通ることが出来た。
その後はこのように幅は狭いが、安心な道。でも、すれ違いがあると大変だろうなぁ
間ノ岳を正面に見ながら
先ほども見かけたけど、不思議なフォルム
山荘はまだまだ遠い
やっと山荘が見えた。
富士も見えた!
ここにもシカ除けの柵。北岳山荘付近とはこんなに高い所にもシカがやってくるんだね。
15:58 北岳山荘到着。
やはりCT通りには着けなかったとレポを作りながら思った。なにしろこの時はそれどころでは無かった。
大急ぎでトイレへ!
先ずは外にある公衆トイレへ、ここは和式で、立ち寄った人やテント泊の人用だろう。
ここも使用した紙は箱に入れるスタイル、そしてバイオトイレで臭いが殆ど無い。これは素晴らしい。
流石は山梨県が設置して、お金を掛けているね。
あ、そうそうここでも出なかった( ̄。 ̄;)
途中で整腸剤を飲んだが、便Pは直ぐに解決しなかった・・・
続く
※ 昨日深夜は1日でアップできる画像を越えてしまいました。少しずつ続きを作ります。