2:40のアラーム一発で起床。バッチリ熟睡できたのでさわやかな目覚めだった。
今朝もペアレントが見送ってくれた。毎回3時頃という異常な時間に出発する私を笑顔で送り出してくれるこの方に感謝感謝だ。
さて、今日は何度も歩いた精進湖パノラマ台だが、たしか標高は1300mちょっとだったはず。(この時点ではぼんやりの記憶だったが、ちゃんと調べると1325m)
昨日の菰釣山(1375m)と標高はそれほど変わらないのだから、昨年の元日のように無雪期なら1時間ちょっとで行けても、今日は雪があるだろう。早めに歩き始めたいので、朝食は20号のすき家ではなく、途中のセブンでお弁当を温めてもらい、車内で済ますことにした。
精進湖には4時すぎに到着。
んん
駐車場がいっぱい?
明らかに昨年より車が多い。いつも停めている辺りには停めることができないじゃないか。
一旦少し先まで行って駐車スペースを探すが、丁度良いところを見つけられず、戻ってくる羽目に。結局「バス専用」と書いてあるスペースに停めることにした。ホントはまずいかも知れないが、すでに数台が停まっているので今更バスが停まることもできないだろう・・・
今回もタイツを履き替えるために公衆トイレへ寄り、出すものを出して履き替えた。
見上げる星空は素晴らしく、ここで撮ろうかと一瞬思ったが、さすがにそれはしなかった。
車に戻り準備を始めたが、昨晩の用意が不十分で時間をロスしてしまった。早く歩き出したいのに焦るばかり・・・
元日早々何やってんだ((+_+))
4:42 スタート!←寝坊した昨年と同じ時間だった。
歩き始めてすぐはこんな感じ。急ぎたいので登りではアイゼンを使いたくないが、どうしよう。
しばらくは雪が少しあるところ、無いところが数百mごとにある感じだった。登山靴の中に入れたカイロが熱くなりすぎ、スパッツを外して靴を脱ぐ羽目に・・・え~い、時間がもったいない!
完全に雪道になった。それでもしばらくはアイゼンなしで頑張った。
え~い、歩きにくい!アイゼンを履こう!
こらぁ~、まったく雪がないじゃないか!せっかく付けたアイゼンを外した。当たり前だが、ヘッデンの灯りは数m先までしか届かないため、その先でアイゼンが必要かどうかの判断が難しく、いちいち付けたり外したりをする羽目になった。(@_@)
また雪ぃ~。橋は滑りやすいので、ここで何回目かの装着。でも、ここまでくればあと一息!
三方分山との分岐を通過。あとちょっとだ!
山頂到着は6:10。結局1時間半もかかってしまった。( ゜Д゜)
先客は3,4人。少し高い山名盤付近に三脚が並んでいた。挨拶もそこそこにユニクロダウンを着込み、撮影開始。
6:13 この色の時間に間に合ったといえるが、11月にここで見た星空を覚えてしまうとあれをもう一度と思ってしまうのは贅沢なのかな。
6:18
明るくなるのにあわせて徐々に山頂が賑やかになってきた。今年は雪が有ったためか年配の方はそれほど見られず、若い人の割合が多かったように思う。中でも高校生風の男の子2人組は逆立ちをしてポーズをとって記念撮影をしたりと氷点下の中、ちょ~元気だった。
ついでに若者達の足元はスニーカー。あれでここまで来た訳だ。アイゼンを付けたり外したりで苦戦していた私は(?_?)
また、風がほとんど無かったこともあり、ポケットともう一度登山靴の中に入れたカイロの必要をそれほど感じないくらいの状態だった。昨晩宿でテルモスに入れてもらった沸かしたてのお湯を使った紅茶で身体を温めたが、それで十分な程度。昨日キンキンに冷えた山中湖畔よりずっと楽だった。歩きながら聞いていたラジオでも今日の都心の最高気温は13℃、桜のつぼみが開く時期の気温とやっていたことを実感できた。
6:31 この頃の様子
昨年はここから薄ら色付く南アルプスを撮影できたが、今年はその方向に雲がありダメだった。初日の出を撮る為にここに来ているものの、星空を撮れなかった、南アルプスを撮れなかったと後悔ばかり。損な性格だ。
6:49 平地では日の出の時刻
6:53 「あの辺から太陽が昇ってくぞ」若者がハイテンションで話していた。私のように何度もここへ来ている人はあまり居ないはず。ここで初日の出を初めて見た10年前の感動は覚えていないが、彼らの感動はスゴイものになるだろう。ちょっと羨ましかったりして。
6:55 太陽の光が富士を照らした。
あけましておめでとうございます
撮影終了後、今年も来ていた富士宮のN楯さんの所へ挨拶に伺った。彼に会うのは一昨年以来3年連続だ。一方で一昨年、昨年と来ていた70代位のベテランさん達は来ていなかった。雪のためかその他に理由があるのか。N楯さんも残念そうだった。
彼も含め、殆どの人たちは初日の出を撮影後、すぐに下山していった。
最後に残ったのは私より前に到着していた20代位の3人組。彼らの一人に記念撮影を頼んだ所、ナスと一緒にと提案された。
これを撮ってもらった後、尋ねてみた。
「なるほど、一富士二鷹三茄子ですね。あとタカは・・・」
馬、いや午の被り物をした彼の返事は「あ、オレが高橋なんです」だった。
東京マラソンに仮装して走る人(一昨年のレポ)や直接見てはいないが富士山に仮装して登る人が居るくらいだ。若い人は勢いが違うな~と感心したりして
パンを食べたら昨年と同じく三方分山を目指そう。昨年はコッフェルを落としたため、食べそこなった年越しそば(カップ麺だけど)を食べるのだ。
中編に続きます。
旧年中はコメントのやり取りありがとうございました。
本年もよろしくお願いいたします。
年始早々、早朝からお元気ですね。
すんばらしい、霊峰も拝見できて、いいことありそうです。
ジャンボは外れましたが(大笑)
自分は、大菩薩峠で新年を迎えました
又、どこかの山でお会いできると良いと思います
負けないように頑張ります
今年もよろしくお願いします。
冬の大菩薩はとてもきびしいかと思いますが、どんな風景が見られるのでしょうか。
拙いブログですが今後もよろしくお願いします。
また合流してどこか出かけましょう。今年もよろしくお願いします。
またお誘いください。よろしくお願いします。