数日前は27,28号のW台風がやってくるのではと心配していた。しかし、28号は日本に近づくことは無く、南の海上に停滞していた台風27号(記事)は太平洋に逸れ、土曜日の朝にやや強めの雨を降らせる程度で済みそうだ。
26日土曜日は出勤だが、仕事を早く終わらせて台風一過の晴天を期待しタント泊を目論んでいた。
昼頃までは行く気満々だったが、仕事は長引き帰宅は19時過ぎになってしまったのでタント移動は諦めた。
それに日曜日にはやらなければならないことがまだ残っており、長い時間の山行は無理(T-T)
さ~て、どうしよう・・・
こういうときに役立つのは自分の記録だ。エアリアのCTや他の方のレポを見るよりも自分の足で歩いたものならば時間の予測がつきやすい。結局3年前の12月に高川山からむすび山まで縦走したレポにたどりついた。初狩駅から山頂まで1時間半。上で少々休んで初狩に戻ればお昼頃に戻ってこられるだろう。
当日は4時起床。前日に見た天気予報では☀マークが並んでいたが、その分風が吹き、寒くなるらしい。裏地にフリースを貼った秋物のウェア上下を着ることにした。(top画像参照)
自宅を出たのは5:10、まだ日の出前で結構寒く感じた。半月がキレイで天気は間違いなさそうだ。
5:29の高尾行きに乗り込むと、見てはいけないものを見てしまった。
なんと、
通路に大の字になって気持ちよさそうに寝ているおっちゃん(^_^;)
日曜早朝の中央線はオール帰りらしき人が多く、2人分の座席を占領して爆睡する乗客は何回か見ているが、このように派手な寝方をしている人は初めて見た。いや~、参ったね。
勿論(?)、彼とは数m離れた所へ移動した。
立川で座ることが出来たので、高尾まで爆睡。乗り換えて大月行きに乗り込むとここでも爆睡。どちらも終点までだから安心だ。
大月では次の松本行きとの乗り換えに十数分あったので、トイレ休憩。目の前の岩殿山が朝日に輝いていた。
この位の時間からpodcastを聴きながら行動することにした。
7:00 初狩駅。ここはホームと駅舎が離れており、線路を渡る構造になっている。
駅を出て左折し、ガードをくぐる。
霊園脇を進む。これは振り返って撮影(奥は滝子山)
トイレ前でスパッツ、クマ鈴、ステッキをセットし、屈伸運動をしていると、ソロ男性に抜かれた。
7:31 今回も男坂!
前回は無かったプラスチックの塀が出来ていた。鹿避けか?
そこそこの急坂だが、先々週歩いた百蔵から扇山への登りに比べればたいしたことはなかった。
この時間に聴いていたのは小島慶子とミッツマングローブのオールナイトニッポンゴールドだ。
小島慶子キラ☆キラが終わってから数年、ラジオ局を替えて小島さんのおしゃべりが戻ってきたことに最近気づき、毎週podcastで聴くようになった。この9月までは小島さんが一人でやっていたらしいが、10月からミッツさんをパートナーに迎え、リニューアルしたようだ。
彼(彼女)はテレビでちらっと見た程度、マツコさんの二番煎じなのかと思っていたが、この番組で小島さんとの掛け合いは絶妙。上手いキャスティングにしたものだ。
そして、この日のゲストは大久保佳代子さん。
以下はHPより抜粋
・・・蛭子さんと小雪さん、ベッドをともにするなら蛭子さん(どんなんでも絶対に男子を選ぶ)
・・・高速道路の路側帯に男性の○○が落ちていたら拾いに行きますか?話などなど
とっても楽しませて頂きました。
1時間程の放送で50分以上がシモネタ!もう可笑しくて、ニヤニヤしながら歩いていたと思う。そういえばトイレ前でソロ男性に抜かれて以来誰にも会っていなかったが、丁度良かったかも。
7:49 男坂と女坂の分岐を通過。そう、上の道はまだ男坂では無いのだ。といってもこの急坂はすぐに終わり、緩やかな道になった。上の塀には驚かされたが、この付近から前回の記憶と繋がってきた。
大月市の指導標。この山は結構あちこちにあるのだ。扇山の北側には無かったのにね~
そうそう、この青いロープも思い出した。分岐までもうすぐだ。
8:12 女坂の分岐へ
ここはこのコースでの第一富士見ポイントなのだ。
あれ、雪が無い(T_T)
sanaeさんのレポで見た初冠雪の富士を見たかったし、昨日の雨でもっと白くなっていると思ったのだが・・・仕方ないか。
とりあえず、デジイチタイム!
テルモスの紅茶を飲んで一休みしたらリスタート。
この付近で降りてきたベテランさんと出会った。もう降りてきたということは富士狙いか?
8:31 山頂へ。先客は1時間前に抜いていったソロ男性。携帯でメール(多分)の最中だった。
セルフタイマーでパチリ。
彼は高川山が大好きでもう数十回登っているとのこと、私は今回で5回目だが、上には上が居るものだね・・・
「もうすぐここは賑やかになるだろうな」と話し、早々に降りていった。
まずは展望盤をパチリ。
そしてデジイチタイム!
西側かな
左は今倉山、右は御正体山
そして富士。
その右は三ツ峠。その右の木に葉が生い茂っていてちょっと邪魔。そういえば今まで来たの4回中3回が12月だった。
この奥に甲斐駒が見えるのだが、ちょっと霞んでいてズームしてトリミングしても上手く撮れなかった。
その右は滝子山や雁腹
おっと主役を撮っていなかった。
青空に半月がクリアに見えていた。
これを撮っている頃、ソロ男性、若い夫婦がやってきた。この晴天に駅から1時間半で展望が得られるこの山だ。先程の彼の言うとおり、段々人が増えるだろうな。
さすがに今日の行程でコッフェルは要らない。朝テルモスに入れておいたお湯でドリップコーヒーを煎れた。パンを食べながら至福の一時♪
9時になったので、podcastを止め、ラジオを出して子供相談室リアルに切り替えた。
9:05 下山開始。
数分間往路を戻ると、続々と登ってくるハイカーに出会った。
先程の分岐へ。
ちょっと崩壊しているところがあったが、がっちりロープがつけられており問題なし。
次の分岐では沢コースを選択した。
この付近を歩いているとき、10年前にこのコースを歩いたことをぼんやり思い出した。アノ時は車中泊で未明に登り、早朝に降りたのだ。
沢コースを歩いたという証拠写真をパチリ。
林道に出たが、何処からか流れてきた水で足下はツルツル、油断するとこけそうだった。
9:47 往路で通った男坂への分岐へ。男性2人組が地図を見て検討中だった。
男坂なら傾斜は急だが早く着くこと、沢コースは緩やかだが、ダラダラ長いことを伝えた。結局彼らは男坂コースを選んだ。
その先の林道では団体さんと出会った。小一時間すると山頂は大賑わいだろう。
再び滝子山の見えるポイントへ。ここでスパッツとステッキ、クマ鈴をしまった。
ラジオが安住に代わって間もなく10:06に初狩駅へ。山頂から丁度1時間で着いた訳だ。ここにも団体さんが居て、リーダーらしき人が説明会(?)を行っていた。
駅の中で時刻表を見ると上り列車はほんの数分前に出たばかりで次は15分後だった。逃してしまったのは勿体なかったが、駅のトイレで着替えるには丁度良い位の時間だ。
ここのトイレは小便器も含めスペースが狭く、さらには個室は和式で、スパッツを履き替えるのが一苦労だった。それでも汗臭いウェアを着替えて顔を洗うことが出来たのだ。まあ良しとしよう。
10:21の高尾行きに乗り込んだ。さすがにこの時間はがらがらだった。トンネルだらけでスマホは使い物にならない。とりあえず高尾までは寝ていくことにした。乗り換えた高尾からはスマホでラジコを利用し、安住の続きを聴くことにした。やっぱり日曜日はこれだよね。
12時丁度に帰宅。国分寺から初狩まで1時間半、駅から山頂まで1時間半。30分滞在して下山に1時間。初狩から国分寺まで1時間少々と電車移動の時間と山行の時間がほぼ一緒だったが、短い時間でも富士を見る山行ができればゴキゲンなのだ。
のぞむさんの歩かれたコースの下り、結構滑りませんでした?
この日の富士山はスッキリキレイでしたね!
無冠雪でがっかりさせちゃいましたね^^;
12月が多いというのは納得です。
高川山は手軽に登れて富士山眺望最高ですよね。
最近行っていませんが私もお気に入りの山です♪
富士山はやっぱり白くないとですよね~
まさかまた黒くなっているとは思いませんで、この日三頭山から見たときビックリ、残念でした^^;
これからは富士山がきれいに見える中央線沿いの山は最高ですね♪
確かに濡れた林道は結構滑りそうでした。booさんはいつここを歩きましたか?そのレポも見てみたいです。
そちらの更新も楽しみです。
でも仕事が・・・う~ん
こんな富士山を見せられちゃうと行きたくなりますね~!
日帰りの時間しかない来週にでも出撃してみようかしら。
すがすがしい空気が気持ち良さそうな青空に癒されますね。
>日帰りの時間しかない来週にでも出撃してみようかしら。
初狩駅から1時間半で山頂です。お手軽過ぎるくらいです。是非むすび山経由で大月までどうぞ。
その時間が無ければ、車で行けばもっと短縮できますね。暗い内に歩き出して早朝の富士を見るなんて如何ですか?
ずいぶん早い登山ですね~!
驚きました。
国分寺から高川山に登って、昼頃のご帰宅ですか・・・
地元の私でも考えられません。
27日は富士山に雪がありませんでしたね。
私も富士山方面に撮影に行って、びっくりしました。
百蔵山の山梨百名山の標柱、新しくなったのでまた見に来てください。
先ほどはメッセージありがとうございます。
三山縦走の野望は持ち越しになりましたが、新しい標柱を見に行きたいと思います。