25日のメインイベントは15:45頃石割山からのダイヤ富士だ。
h25、h26ともに勤労感謝の日を含む3連休に訪れ、23日がダイヤの日だと思っていたが、こちらのページから25日でもダイヤを見られると気付いたのだ。
24日の仕事終わりが22時のため、この日は早めに荷物を積み込んでおき、23時にベッドへ。25日は4時起床、朝食を済ませて4:40頃出発。土曜の早朝はそこそこの交通量があったので、大急ぎでは走れなかった。
道志道へ入った頃に段々眠気がやってきた。このままではマズい。どうせ日の出には間に合わないし、焦っても仕方ない。観念して途中のコンビニ駐車場で20分後にアラームをかけて仮眠を取った。これが効いてその後は眠気を感じずに運転できた。
道志道に設置された温度計は丁度0°を示していた。これは気合いが必要だ~
道志道の途中でクリアな富士が見えてきた。上から見る富士の大展望が楽しみってもんだね。
さて、15時過ぎのダイヤまでの時間をどうするか考えた際に、h26はダイヤの前日に御正体山を歩いたことを思い出した。この時は前日だったが、今回は二十曲峠から歩き出して、石割山から御正体をピストンすれば丁度よい時間に石割に戻ってくることが出来るのではと大ざっぱな計画を立てていた。てなわけで駐車ポイントの二十曲峠を目指すことにした。
7:30頃に忍野のセブンでトイレ(大)休憩。ここがウォシュレットであることはチェック済みだ。スッキリして一安心(^^)/
7:45頃二十曲峠へ。先客は4台。ゴツい三脚をセットしたベテランカメさんが撮影中だった。
私も取り敢えずパチリ。
南アルプスには雲がかかっている。
車内で着替え、体操して準備OK。
ベテランさんにこれからどこへ登るのかと声をかけられ、御正体ですと答えたが、彼は知らないとのことだった。たしかに登山に関心が無ければ知らない山だろうね。
8:25 出発! 歩き始めからTBSラジオをスピーカーにしていた。誰かに会ったら音を下げれば良いのだ。
霜柱がビッシリ。数年ぶりに来たが、ますます登りにくくなっていた(^_^;)
8:59 分岐へ。御正体山まで3時間50分とある。ネットで山行記録を調べた際にこの表示があてにならないことはチェック済みだ。
どうせ帰りにも来るのだが、光線のイイうちに寄ることにした。山頂には7,8人が居た。
あれれ、山梨百名山の標柱が新しくなり、富士の側に移っている。(3年前の画像)
デジイチでも一枚。
今日は軽い方の三脚をザックに付けていたが、御正体では使う必要は無い。恐らく盗まれることは無いだろうし、ここに置いておきたかったが、 ガマンして持って行くことにした。
9:03 御正体へ向けてGO! ここからは初めての道だ。
このロープの左はアブナイ。そして画像に写っていないが、向こう側に渡るときにかなり気を遣うところだった。
9:18 つまり先ほどの標柱から15分ほどでCT1時間を稼いだことになる(^_^;)
ヤブ! このコースをネットで検索した際に書いていた人が多かった。歩く人が少ないので、登山道の整備が進んでいないのだろう。
ヤブはさらに深くなる
ヤブを抜けた
と思ったらまたヤブ
殆ど前が見えない(^_^;) ただし足下にはちゃんと道があるので、迷うことは無かった。
その後は普通の登山道
右(南)側が開けた。相模湾まで見えている。
ヤセ尾根。左側は切れ落ちている。暗いうちには通れないね。
またまたヤブ
10:04 石割山分岐。石割山からジャスト1時間で着いたが、エアリアのCTでは90分ほどとなっている。私が速い筈はないので、こちらが余程甘めなのだろう。
ここで山伏峠からの道と合流するわけだ。実は今回山伏峠からのルートも考えたが、廃ホテルに停めることや○ーム○スがお金をせびりに来るなどとの記載があり、止めた。
ここのベンチに腰掛け、パンを食べた。
リスタートして一旦下って登り、十数分で奥ノ岳(1371m)へ。つまり石割山(1404m)から若干下げている。下げた標高は登らないといけないってことか。(>_<)
また下る(^_^;)
10:24 鉄塔へ。ここは周囲の展望が良い。デジイチタイム!
富士は勿論
二十曲で雲の中だった南アルプスがだいぶクリアに見えている。
10:32 少し先下ったところでこの標柱へ。御正体まで1時間50分とあるが、今までのことからもう少し短縮出来るはずだ。さてどうかな~
さらに先へ
むむ、急登
結構キツい
それでも10分ほどで終了
10:56 中ノ岳(1411m)
あれが御正体の山頂かな。
緩やかに登る
11:25 あまりピークらしくないところが前ノ岳(1471m)
つまり御正体(1681.8m)まであと200m残ってるわけだ。
さぁ頑張ろー
急登が始まった。
先ほどの中ノ岳手前よりもずっと長い。
この急登の途中で初めてソロの女性ハイカーに会った。彼女に会うまで4,5人の男性ソロハイカーと出会っていたが、このコースで最初で最後の女性だった。
20分ほどでようやく平坦地へ
大木が目立つようになってきた。
12:05 御正体山頂
10:32の標柱から93分だからここでもCTを縮めることが出来た。何度も書いているように私が速いわけは無いので、CTが甘めなのだろう。
ベンチに居た3人の内一人が出発するところだった。彼にシャッターをお願いした。山梨百名山の標柱はここも新しいものだった。(3年前の画像)
また、上画像のようにこの日はずっと冬ウェアで歩くことが出来た。東京の気温は15°になると予報が出ていたように、比較的暖かかった。でも汗ばむことも無く、日影は若干肌寒いくらいで、登山には丁度良いコンディションだった。
この山頂からは展望が無いことは分かっていた。急いでカップ麺タイム!
食事中にこのベンチの先客二人組に尋ねると、彼らは三輪神社から来て、これから山伏峠へ下るという。その数分後、やってきた方に声をかけたところ、彼は道坂トンネルからのピストンとのことだった。このように御正体はデカイ山だけあって色々なルートがとれる訳だ。
さて、石割山から山頂までほぼ3時間かかったが、アップダウンが多かったので、帰路はそれほど短縮出来ないだろう。いつものようにまったりしている時間は無い。
12:35 下山開始
先ほどの急登は降りるときも大変だ。
この途中で登ってきた男性は見覚えがあった。そう、1時間ほど前に挨拶した方なのだ。MLBのキャップに、軽やかなクマ鈴の音が印象的だった。
話しかけると、朝は三輪神社から歩き出し、石割山に向かうつもりだったが、ヤブが深くてルートを見つけられず、諦めて往路を戻ろうとしていたとのこと。私はそのルートを歩くことを話すと、一緒に行ってくれないかとお願いされた。断る筈も無かった。
話しからすると超健脚の彼と一緒だが、流れ的に私が先に進むことにになった。
彼は口数が少なく、こちらからの問いかけには答えるものの、彼から話しかけてくることは無かった。従って、淡々と下山したが、ダイヤタイムが迫っているので丁度良かったかもしれない。
13:07 前ノ岳を通過。
13:32 中ノ岳。先ほど山頂で話した二人組が休憩中だった。
この下りは緊張した。
このコースは何度も登り返しがある。これがキツかった。
14:01 鉄塔へ
ダイヤまであと100分ほど、今のところ大丈夫そうだが
14:14 鉄塔からさらに登って石割山分岐へ。
往路は石割山からここまで1時間。十分間に合うはずだが、彼が引き返してきたのはこの付近の筈。ちゃんと案内、いや帰れるかな。
ここは登る
ヤブへ突入!
また登る。これが結構キツかった(^_^;)
木々の間から富士と山中湖が見えた。あと少しだ・・・と思いたい。
この鉄塔までくれば目と鼻の先だ。
15:18 石割山へ。間に合った!
正直軽い気持ちで御正体ピストンを計画したが、結構いやかなりキツかった。ちょっと無理しちゃったかな~
続く