12:06 権現山へ
画像に写る方は何処へ・・・詳しくは書けない。
この先は一気に人が減るだろう。二人ともクマ鈴を鳴らすことにした。
booさんは通販で見つけたという軽やかかつ音の大きな鈴だった。私もコージツで買ったイイ音のするものだが、booさんのものには敵わない。ちょっぴり羨ましかった。
N「扇山からの下りは結構きついんですよ。そして、あの時登り返したのははさらにキツカッタです」
B「登り返したくないな~」
N「お、キジムシロ」
B「まだ余裕ありますね。」
N「ええ、まだ・・・」
数分後、右下方から年配のソロ男性が上ってきた。booさんが尋ねると権現山から縦走してきたとのこと。
彼が上ってきた方向へ進んだ。
N「わかりました。去年は右に曲がっていません。ここで間違えたみたいです」
たまたま出会った彼に出会わなかったら直進し、同じ轍を踏んだかもしれない。6年前も迷いかけたが、たまたま通りがかったオバちゃんのお蔭で正しいコースへ進むことができたのだ。
とこの時点では思っていたのだが・・・
18日にレポを作りながら、6年前のレポを見直してみて、疑問がわいてきた。今回、この緩やかな登りや標柱を見ていないのだ。また、去年間違えて、戻りながら偶然発見した曽倉山はエアリアの実線ルート上にあるように見える。booさんが「道の付け方が変わることもありますよ」と話していたが、彼の言う通りで6年前、去年と今回とでルートが変わったのだろうか。それならば標柱が建てられていても良さそうなのだが・・・う~ん
それはさておき、今回我々は正しいルートを進むことが出来、浅川峠までにソロ男性二人、ソロ女性一人と出会った。人気が無いようだが、一応はエアリアの赤線コースなのだ。
また疑問がわいてきた。booさんと歩いているときは最初の右曲がりを正しく通ったことで、うまくいったと思っていた。しかし、去年のレポを見直してみるとこの標柱はあの時撮ったのと同じもの?
N「あれがこの後行く雨降山の電波塔でしょうね。」
この木に巻かれた白いテープは何だろう・・・二人とも分からず、結論は出なかった。
また疑問がわいてきた。昨年はアップしていなかったが、画像フォルダを探してみるとこれが見つかった。この白いテープはあちこちにあるのか、それとも・・・う~ん
12:45 また標柱。
12:50 浅川峠。標柱にマジックで「権現山まで1時間20分」と書かれていたが、さてどうなるか
ドリンク休憩後リスタート。
B「この先は等高線がギッシリですね。」
N「6年前なので、ボンヤリの記憶しか有りませんがレポにはキツカッタと書いてありますね」
始めはこのくらいの傾斜。道はジグザグにつけられており、心地よい風も吹いていたため快適だった。
画像のタイミングとあっているかどうか分からないが、ソロの女性ハイカーが降りてきた。彼女は浅川峠までの時間を尋ね、booさんが登りで○○分と答えた。
「しばらく誰にも会わなかったから不安だったの。良かった~」と彼女の弁。その気持ちよくわかるな~
お、チゴユリ♪
風が吹いていたため、スゴイ出来になった。面白いので使う事にしょう。
段々傾斜がきつくなってくると。徐々に足が重くなってきた。さすがのbooさんも口数が減ってきた。
休めるところは無いか・・・
13:41 広くなったところで休憩。ここでドリンクだけではなくクリームパンも食べ、エネルギーをチャージ。
休憩を終え、出発しようとしていた時、勢いよくソロ男性が上ってきた。彼は鳥沢から来たとのこと。あっという間に見えなくなった。
さらに傾斜が増してきた。もっとも登山道はそれなりにジグザグにつけられているため比較的歩きやすかった。
14:13 麻生山との分岐
傾斜はあるものの、奥多摩のヌカザス尾根や稲村岩尾根に比べればどうということはなかった。6年前の記憶なんていい加減なものだ。
古い標柱に「浅川峠」の部分を付け足している感じだ。
一旦下る。
N「この色はミツバツツジですよ~」
数分緩く上り返す。
14:20 権現山山頂。あまり意識していなかったが、休憩込みで浅川峠から1時間20分のCTとほぼ同じだった。先客は先ほどのソロ男性。
シャッターをお願いした。
彼は国分寺にお住まいで、10時過ぎに出発し、11:20頃鳥沢着。扇山でツツジを見てきたという。ディバッグにスラックスという出で立ちは山っぽさを感じなかったが、超健脚さんだ。彼はこのルートは経験しており、向こうに見える雨降山まで30分、さらに用竹バス停まで1時間半あれば着くという。
彼が出発するとあっという間に居なくなった。エアリアのCTを見るととても無理だが、彼ならやりそうだ
こちらは勿論デジイチタイム。
B「まだ見えていますよ。良かったですね~」
ここは一部木々が邪魔するものの、そこそこ展望が開けている。
北側(しまったコンパスは持っていたのに使わなかった。)エアリア高尾、陣馬でははみ出しているエリアだが、手前は坪山。その奥が奥多摩の山々だろう。
その右(東)側
左端は馬頭刈山
14:38 下山開始。用竹バス停は17:○○発のハズ。スマホに時刻表をダウンロードし、朝電車内で確認していた。でも、ここで見ようとしても明るすぎて画面が見えない・・・策に溺れたか。まあ、普通に歩けば間に合うだろう。
大ムレ権現までの十数mは超急下り。
booさんはここでこの先の無事をお祈りしたという。
その先はほぼ平坦な道を進む。
この時はハート形の葉を見て、タチツボだと思っていたが、今見直すとちょっと違うか?
15:09 和見集落への分岐を通過。
15:13 雨降山へ
止まらずに先へ
たまに設置されている真新しい標柱。距離を書いておいてほしいなぁ
淡々と下る。
アカネスミレ?
マムシグサ。これもbooさんは気に入ってくれたようだ。
芦垣・大倉との分岐。以前は無かった(と思う)
落雷の跡だろうか。
傾斜があまりない代わりにダラダラ長いこの尾根にそろそろ飽きてきた。
下が見えた。でも、まだ遠い・・・
B「ハカムラって読むんでしょうか。」
16:41 この分岐を右折。
木々の間から舗装道が見えてきた。 もうすぐのハズ。少しスピードを上げた。
16:54 舗装道へ出た。
道なりに下へ。booさんが農作業をしていたオジーちゃんに道を確認。
17:01 県道33号を渡った右側が上野原行きのバス停だ。
結局権現の山頂から2時間20分程で到着。先ほどの彼よりは遅かったが、エアリアのCT通りだったということ。
バス時刻は17:28、大分余裕がある。試しに電波オフを解除してみると不思議とアンテナが立ったので、ブログをアップした。 さらに残っていたオニギリを食べ、一息つくことが出来た。booさんはこの時間にTシャツに着替えを済ませていた。
定刻に到着したバスへ。
乗り込んで周りを見渡すと見事なまでに全員がハイカー!
さらに北側の笹尾根方面から来たのだろうか。さすがに尋ねることはしなかった。
17:48 上野原駅
計画段階では立川や高尾で途中下車して一杯やるつもりだったが、駅前のこのお店へ。
1階のテーブル席が空いていた。とりあえずトイレを借りて着替えることにした。ラッキーなことに2階がウォシュレット、つまりは洋式ということ。汗をたっぷりかいたウェアをTシャツに着替え、ちょっと苦労しながらもタイツを脱いで、パンツとジャージ下に履き替え、ようやく一息ついた。ついでに用も足し、体が軽くなった。
席に戻るとすでにbooさんはとりあえずビールを飲んだ後だった。着替えの時間がかかり、待たせてしまったことが気になっていたが、一安心。すぐにbooさんはサワー、こちらは小ジョッキを注文した。
くわんぱぁ~い♪
(*´ω`*)
こんなに美味いビールはいつ以来だろうか。ビールを飲んだのは4月初旬、職場の会以来。登山後に飲んだのは・・・思い出せな~い。
冷奴やモツ煮込み、餃子をつまみに小一時間、久々の飲み会を楽しんだ。
18:50の高尾行は数分遅れで到着。今度はガラガラだった。高尾に到着するとホームの反対側に待っていた東京行きへ。お酒が入ってさらに饒舌になったbooさんの話を聞きながら立川まで一緒に帰った。
booさん、最初にも書きましたが、もう一度。
数年来の宿題だった北都留三山の縦走が達成できたのもbooさんが一緒に歩いて下さったからと思っています。ありがとうございました。
いや~、もう44のおっさんですよ。今回は一緒に歩いてれた方のお蔭で頑張れました。
三山縦走はともかく、百蔵、扇、権現ともに魅力あふれるお山です。是非お越しください。
いつか道がわからなくて断念したあそこですね。
登り返しもアップダウンもきつそうですが、歩きとおしたなんていいな~すごいな~
さすが若さですね♪
北都留三山っていうんですね、勉強になりました。
裾野のようにのびやかに広がりを見せていますね
こちらは、しっかり隠居生活で
慣れてしまえば、これまた然り、優雅なものかもしれません
booさんとボブさんと爽やかな山の緑と空気の中で
アダルティな会話を拝聴してみたいものです
別人格って・・・実は泣き上戸だったりして('◇')ゞ
と聞いたこともあるので、良く写していただきまして感謝いたします。
また、機会がありましたらご一緒させてください。
次回は、別人格をお見せいたします(爆)
岩村岩尾根→稲村岩尾根
ビールはさぞや美味かったことでしょうね♪
7:30スタートで17時ゴールですから、休憩時間を引けば9時間ってところでしょうか。久々に頑張っちゃいました。
>バナナ、長距離にはいいですよ。力が出ます。
今回歩けたのもバナナパワーが含まれていたかもしれませんね。次回も試してみようかな。
それでも10時間近く歩いたのかな?
一人だと途中で止めたくなっちゃったりしますけど、二人だと頑張ってしまうし、話をしながらだと意外にあっさり歩けてしまったりしますよね。
バナナ、長距離にはいいですよ。力が出ます。
こないだ自分も持って行きました。
ぶつけると痛みやすいのが難点ですが。