望の富士山(blog版)

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h30.5.12 ヌカザス尾根から三頭山、鞘口峠から奥多摩湖へ

2018-05-13 18:00:18 | 山歩き

今回はハイジさん(ブログ:☆山は一人が一番いい☆)に誘われ、ヌカザス尾根から三頭山へ歩くことになった。

数日前からメールでやりとりをして、集合場所をどこにしようかと相談したところ、峰谷橋 

に決めた。ここは昨年6月、鷹ノ巣山へ行く際に車中泊ポイントにしたが、水洗トイレも有り、とても快適だった為だ。

金曜日に帰宅後、夕食を済ませ、18:40頃自宅を出発。ナビを一般道優先にしたところ、20:50の表示が出たが、どうだろうか。

彼とは5年前の冬、雪の石割山で出会って以来、会うことが楽しみだ。

府中、立川、福生あたりまではそこそこ交通量も多く、イライラすることもあったが、仕方ない。ラジオクラウドでたまむすびを聴きながらの運転だった。中でもこのコーナーで、

「奇数と偶数を足すとどうなるか」を以下の3つから選び、その理由を答えよという問いがあった。

選択肢は A:必ず奇数になる B:必ず偶数になる C:奇数になったり偶数になったりする

というものだったが、赤江さんの答えはC、「え、偶数になったよ」という答え。

これには参った。運転中に笑ってしまった。赤江さんの天然ぶりがたまらない。

※ オチは上のリンクをチェックして下さいね。

青梅市内に入ってからは車が減り、一安心。

奥多摩駅からのバス道に設置された温度計は12℃を指していた。さすがに防寒着は持ってきていないが、今夜は寝るだけだ。

峰谷橋に着いたのは出発時点でのナビの表示通り、20:45頃。駐車スペース(昨年画像)には車が3台。メールで教えてもらったハイジさんの車は一番奥、昨年画像でタントの位置にあった。ハイジ車にはサンシェードが付けられており、既にお休みのようだ。ハイジ車の向かい側にタントを停め、公衆トイレで小用を済ませ、21時前に寝袋へ潜り込んだ。

この日はなかなか寝ることが出来ず、23時頃、1時頃に時計を見た覚えがある。それでも4:30のアラームが鳴る時には起こされた感があるので、OKと言えるだろう。

寝袋を片付けて、ウィンドブレーカーを羽織り、トイレへ。

昨晩停まっていた2台、中央の障害者用とその左は空いていた。写していないが、右奥にハイジ車。まだお休みのようだ。昨晩メールのやりとりで6:30出発と約束していた。

先ずはお湯を沸かし、アルファ米へ入れた。これは15分待たないといけない。余分のお湯でマグカップにアマノの豚汁。これはお気に入りだ。

豚汁を食べていた5時頃、車からハイジさんが出て来た。挨拶してがっしり握手、これがハイジスタイルなのかと思った。

トイレ横にあるテーブルで一緒に食べましょうと誘われ、もちろんご一緒することにした。

今日のメインディッシュはアマノの牛とじ丼、お湯をハイジさんに分けていただいた。

ハイジさんは昨日和名倉山へ行き、9時間かかった(レポ)とのこと。それで今日はこれからヌカザス尾根とは・・・何ともタフな方だ( ̄。 ̄;)

また、この付近にコンビニがなく、奥多摩駅付近まで買い出しに行ったとのこと。あれ、この時の食うかいさんと同じだ。(^_^;)

そして、昨晩ここに停まっていた車は釣り客のもので深夜には居なくなっていたこと、その際にタントに気付いていたことを聞いた。

朝食後、「トイレを済ませないと出発できませんね」と鋭い指摘。

「私のブログをよく見て下さっているのですね」

「ええ、私は望の富士山のヘビー読者、いやヘビーリーダーですから」とのこと。ありがとうございます!

ザックの中を整理し、昼食の際に時間を掛けなくて済むように、再びお湯を沸かしてテルモスへ入れた。

そうこうしているうちにトイレ信号、イマイチだったものの、無事に出すことが出来一安心。

予定通り6:30に出発。峰谷橋を渡る。

トンネルを越え、麦山浮橋へ。ここに来るのはもう6年前、自宅でレポを見てきたがその時の記憶は殆ど無かった。

ハイジさんは是非ここを歩きたかったとのこと。

上のレポは見たものの、一歩一歩歩く度に揺れる感じは思い出すと言うより、とても新鮮だった。

渡っている途中で、ハイジさんから鋭いツッコミがあった。「どうして安住は呼び捨てなんですか?」

確かに・・・全然気にしていなかった( ̄。 ̄;)

彼がお住まいの沼津ではTBSラジオは聴けず、どんな番組なのか知りたいとも。そういえばこの番組は開始から十数年(wikiによると2005年開始)聴き続けている。登山の際、そして週末ノルマの掃除などをしている際に欠かせない番組だ。是非、ハイジさんにも聴いてほしいのだが・・・

あ、これは呼び捨てにしていることの答えにはなっていないね。

 

浮橋を渡って、現在位置を確認。

奥多摩周遊道路へ。この頃、足の速い方があっという間に私たちを追い越していった。先ほど駐車場で見かけた方だ。

その他にもソロの方がもう一人、あの駐車場に停めた方が途中で追い越して行った。そもそもこのコースを選ぶのは健脚さんばかりだろう。

舗装道から登山道へ入るところでスパッツを付け、ステッキを出した。また、歩き始めに着ていたラガーシャツを薄手の長袖に着替えた。

登山道は歩き出しからそこそこの急坂だ。

どんどん傾斜がキビシクなる。

ちなみにハイジさんがヌカザス尾根を知ったのは、春分の日に降った大雪の日に、軽装でここを歩こうとして遭難したお馬鹿グループのニュースを見てとのこと( ̄。 ̄;)

8:00 イヨ山へ

ここでオニギリタイム!

ハイジさんは驚いていたが、「朝食を食べてから4時間経つし、これから急坂を歩きますから。燃費が悪いんです」と応じた。

リスタート。やや終わりかけだが、ヤマツツジがあちこちに咲いていた。

現在位置を確認。

小ピークを下る

再び登る!

これでもかと急坂!

急坂続きだが、話しをしていると気が紛れた。それぞれが登った山の話しはもちろんだが、ハイジさんは私のブログを良くみており、大谷、清宮の話から始まり野球ネタも盛り上がった。彼は巨人ファンで沼津から後楽園球場に応援に行ったほど。定岡の退団そして小林繁などの話しは初めて聞くものだった。

9:00 ヌカザス山(糠指山)へ ※ 偶然だが、2つのピークともに丁度良い時間に着いた。

ここではゼリードリンクとパンでエネルギーをチャージ。

モロクボ尾根と合流。ここには奥多摩湖から3.2km。中央峰まで2.2kmの表示があった。

大木が目立つようになってきた

この頃、上から降りてきたソロ男性と出会った。どこから登ってきたのかと話しかけると、「都民の森から来ました」と仰天の返事。さらに、「え、ここから都民の森に戻れませんか?」とのこと。

現在位置を見せて山頂まで登り返した方が良いと説明した。彼はどこで道を間違えたのか、いずれにしてもここで私たちに会わなければもっと下まで降りていただろう( ̄。 ̄;)

彼に上画像を見せて、こちらも気付いた。もう鶴峠分岐の側まで来ているのか

6年前はコースアウトもあり、かなり苦戦した記憶ばかりが残っていたが、ハイジさんと話して居るうちにあっという間にここまで来ていたとは・・・

9:59 鶴峠分岐。(標柱はこれ) 鶴峠からのコース(昨年5月)も楽しめることを話した。

岩の間を通る。ここを登りで使うのは初めてだ。

ここはミツバツツジがきれい。

振り返るとすぐそこが山頂、大勢のハイカーで賑わっていた。

富士もキレイに見えている。ようやく担いできたデジイチを・・・

「あ、デジイチタイムですね」とのツッコミ。ありがとうございます。

10m程横から

ハイジさんは山梨百名山を80座以上登っているが、ここは初めて。都民の森から出発すれば1時間半から2時間弱で歩ける三頭山。そこに歩き出しから休憩込みでほぼ4時間でたどり着いた訳だ。

ちなみにいつもの標柱はこの通り。4月22日(画像)から20日経っているが、工事そのものは始まっていなかった。

この後はほぼ下るだけ。まだ10:30過ぎだが、朝食から5時間経っている。昼食、いやブランチにしよう。

テルモスからのお湯では温く、できあがりはイマイチだった。ハイジさんはおにぎりのみ。彼は燃費が良い・・・

流石は人気の山頂だ。続々とハイカーがやって来て、大賑わいになっていた。

11:04 鞘口峠へ向けてGO! 奥多摩湖・浮橋まで4.6kmの表示あり。

初めて来たハイジさんに三頭山の3つのピークを通るように案内した。

御堂峠から一登りで中央峰。ここも先ほどの西峰同様、大賑わい。

ほんの数分移動しただけで東峰の標柱。ハイジさんはすごく近いことに驚いていた。

さらに数分で展望台へ。大岳山、御前山がよく見ていた。

薄曇りだが、この付近のミツバツツジも素晴らしい。

そして、某所へ。

旬は過ぎていたが、ヒメイワカガミが残っていたヾ(^v^)k

上3枚とは数m離れた所で。これはコンデジマクロ。

また別の場所で、今度はハイジさんが見つけた。

ハイジさんはイワカガミがお気に入りとのこと。咲いているタイミングに案内できて良かった。

リスタート。

登ってくるハイカーと出会い、登り優先を守って道を譲った。その際に初めて会う人たちへの挨拶、一声かける様子を見ながらふと気付いた。

食うかいさんと似ている

一緒に歩いていて、安心するこの感じ。そうだよ、二人は似ているのだ。

前を歩いていたハイジさんが振り返り、ここを見上げてつぶやいた。「緑が深いですね」この感想も彼ならではなのか。

急坂続きだった往路とは違い、ここは都民の森のハイキングコース。歩きやすい道を淡々と進んだ。

12:22 鞘口峠

ここから奥多摩湖への下りは私も初めての路。楽しみだ。

「あまり歩かれていない感じですね」

石尾根方面だろうか。

それなりに整備された路を進む。

一旦舗装道へ出て、再び登山道へ

鞘口峠から半分過ぎた位だな。

ちっちゃくてカワイイお花・・・名前が直ぐに出てこなかったが、試しに電波オフを切って見るとアンテナが立った。

そうそう、クワガタソウだ。これもお気に入りの一つなのだ。

木橋で沢を渡る。 ※レポを作りながら知ったが、ここは鞘口(サイグチ)沢

古~い神社。かつては50戸ほどの集落が有り、加茂神社と呼ばれていたと書かれていた。

その数分先、山のふるさと村の一角に着いたようだ。

少し先で舗装道になり、ハイカーではなく、観光客数人と出会うようになった。

13:55 サービスセンター前の看板で現在位置を確認。あと2.5kmもあるのか( ̄。 ̄;)

 ウツギ

標柱の示す方向へ

湖畔の小道を進む。

心地よい風が吹き、のんびり歩くにはイイコースだ。紅葉も多く、秋もステキだろう。

正面は倉戸山だろうか。

あと500m!

往路はこの階段を登ってきたわけだ。あれ、上画像と距離が変わっていないぞ。4分経っているのにね( ̄。 ̄;)

14:33 再び浮橋へ。先ほどのビジターセンターから誰にも会っていなかったが、急に人が増えた。どうやら浮橋だけを目的に歩いて来た観光客らしい。

道路反対側の峰谷橋バス停には登山帰りのハイカーが3,4人居た。この路線のバスは混雑するだろうな。

14:46 ゴール!

お疲れ様でしたとがっしり握手

ハイジ車を見せてもらったが、後ろのシートを倒すと寝返りを打てる程の広さがあった。これは羨ましかった。それでも車中泊2日はやはりキツいとのこと。これから沼津まではかなり距離があるが、居眠り運転にご注意下さいと出発を見送った。

疲れていたため、もどかしいほどに動きが遅くなっていたが、どうにか車内で着替えを済ませた。そして、ザックの中にあったもう1個のおにぎり、パンを食べ、テルモスの残り湯でコーヒーを煎れ、パワー回復。

15:35出発。奥多摩湖畔、青梅市内など往路よりも交通量が多かったが、渋滞というほどではなく、不思議とコンビニ寝をとらずに18時過ぎに帰宅できた。3時間弱なら御の字だ。

山ウェアの洗濯、夕食と風呂を済ませるとその日のうちにレポを作る気力は無く、21時にベッドへ。

翌朝も4時に起きてトイレに行った後、二度寝。結局動き出したのは7時。自宅でほぼ10時間寝たのは久々だ。

この日、ハイジさんのレポはこちらです。是非ご覧ください。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 


3 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
お疲れ様でした。 (negata-heidi)
2018-05-13 19:37:05
 こんばんは。そして、大きな感謝!。
many thank!.ありがとうございます。言葉ではエンドレス。私の後ろ姿とジャイアンツに乾杯です!。おまけにファイターズにも(笑)。大田君頑張れ!!。
 今日は、のんびり過ごし過ぎました。八時間越えの連チャンは堪えますね(笑)。晩酌を終えて自分のブログを開けば、あなた様からのメッセージ。先ずはと、こちらを拝見です。色々と有難うございました。今後も宜しくです。私の後ろ姿に乾杯です。正面は高額ですが、背後は安価です(笑)。一度、くうかいさんともお会いしたいですね!。

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ハイジさん (のぞむ)
2018-05-13 20:34:31
こちらこそ楽しい山行にお誘いいただき、ありがとうございました。
ハイジさんのジャイアンツ愛に負けないようにファイターズを応援します。大田泰示の活躍も楽しみです。
返信する
その食うかいです (食うかい)
2018-05-13 20:35:52
ヘルニアに加え、どうやら痛風にもなったような昨今です。

先日、石割には頑張っていったものの
コースタイムはかなりのんびりでした。

自分でいうのもなんですが
ホントに人が変わったかのような
生活をしています。

お会いできる日はいつになるのかな・・・
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