3:45 弱めのアラーム一発で起床。
とりあえずザックやカメラマンベストなどの荷物をもって1階へ。常夜灯(?)がボンヤリ点いていた。
先客が一人。食事の準備をしていた。同じ目的なのかと尋ねると5時前に出て、甲武信岳を目指すという。おお、ここにも猛者がいた。
とりあえずトイレへ。空は曇っていて山々が見えるかは微妙な感じだった。
個室は洋式(facebook)、とてもキレイだ。イマイチの出だったが、まぁ仕方ない。
小屋に戻り、すぐに出発できるようにザックを整理し、更衣スペースでタイツと半パンに履きかえた。さらにレインウェアのズボンを履いた。出来る範囲の防寒と言うわけだ。
数分後に若いカップルが降りてきた。さすがは山小屋の宿泊客だ。日の出まで1時間半以上あるのに動きが早い。
2階に戻り、Tさんを起こした。昨晩は早く起きた方が起こす約束になっていた。彼は直ぐに出られるように準備してあったという。ほんの数分で降りてきた。
まだ食欲は無かったが、総菜パンを一つ水で流し込んだ。山頂まで30分ほどとはいえ、エネルギーを補給しないとね。
4:20頃にはしんちゃんも降りてきて、1階の灯りが点いた。彼にお礼を言ってから出発したかったが、忙しそうなので控えた。
4:30 Tさんにお願いし、出発前の記念撮影。
昨日降りてきた路を歩き始めた。
未明の時間だが、殆ど風が無いため、それほど寒くない。
Tさんはヘッデン歩きが初めてだという。普段はクマ鈴にラジオをスピーカーにして歩いていることや、未明の風景を見ると病みつきになることなどを話しながら進んだ。
数分後、後ろから話し声が聞こえてきた。先ほどの若いカップルだろう。
途中からTさんに先に行ってもらった所、あっという間に背中が遠くなった。やはり彼は早いのだ。
4:58 五丈岩の前へ
お~、なんてこったぁ。ガスって何も見えな~い(>_<)
登っているときは感じなかったが、ここは風の通り道なのだろうか、そこそこ風が吹き、寒い。大急ぎでモンベルダウンを着て、その外側にウィンドブレーカーを羽織った。
Tさんと残念ですねなどと話し、このままではどうしょうもないので、まずはお湯を沸かして、朝食のアルファ米の準備を始めた。
その頃・・・
5:20 あ、見えた!
ゴリラポッドで固定したが、なかなか難しい。やはり頑張って三脚を担いで来れば良かったか。(昨日はいっぱいいっぱいだったのに贅沢だね。)
見えたのは数秒、またガスの中に隠れてしまった・・・
「こっちの方がスゴいですよ」Tさんの声で東側へ移動した。左側が朝日岳辺りか。
南アルプス方面
やはり富士を狙いたい。
位置を変えながら。
瑞牆山と八ヶ岳
小屋で朝食を頼んでいるTさんとはここでお別れ。
ゴリラポッドにコンデジを固定してパチリ。役に立った。(^o^)
続きますよ~