既に速報をアップしたが、7日に仲間とレンゲショウマ狙いで三ツ峠に行くことを決めた。そこで、6日は御坂山塊で富士と花見を両立できるポイントを考えたところ、9年前の8月に雪頭ヶ岳で見たお花畑のレポに辿り着いた。これやこれのようにシモツケソウを前景に富士を撮れるだろうか。
今週も金曜の仕事終わりは22時だ。先週のように深夜割引を狙ってタント寝を強行し、山行中にバテバテは繰り返したくない。この日は無理せず(?)、翌朝は4:00にアラームをセットし、22:30にベッドへ。
当日はアラーム一発で起床。さっと朝食、トイレを済ませ、大急ぎでタントへ荷物を詰め込んだ。
5:05に出発。見上げると薄曇りの空が拡がっていた。天気予報は晴れマークが並んで居たのだが、どうなるか。
早朝だが、そこそこ交通量のある中央道を進んだ。河口湖まで一気に行くつもりだったが、段々眠気がやってきた。高速で眠気はいくら何でもマズい!
河口湖まであと少しだったが、谷村PAに寄ってシートを倒し、20分後にアラームをセットして目を瞑った。
(-_-)zzz
随分回復した。眠いときはこれが一番だ。
数分御、河口湖ICで降り、西湖を目指した。
この時間はまだ曇り、いやガスがかかって富士はちっとも見えなかった。
河口湖、西湖ともに湖畔道路ではランナーが走り、競歩の選手は・・・早足で歩いていた。
カーラジオで聞いていた堀尾さんのスポーツコーナーでは昨日行われたリオオリンピックサッカーの日本対ナイジェリア(記事)について、解説者の早野さんと堀尾さんがダジャレ対決をしていた。
7:05頃根場の駐車場へ。
先ずは荷物をザックへ詰めてと・・・
(>_<)、スポドリを忘れた。
今朝冷蔵庫から出したところまでは記憶があるのだが・・・くっそ~、食卓か台所だ。
幸いカモノハシ2つに1.7㍑は水が入っているし、凍らせたゼリードリンクもある。まぁ大丈夫だろう・・・
数分前にようやく青空が拡がってきた。これは暑くなりそうだ(T_T)
ストレッチをして、日焼け止めを塗って準備OK。
今日もイヤホンで堀尾さんを聴きながら歩き出した。
7:39 向こうに色々見えるけど、雪頭や鬼はどこだろう?
歩き出して数分、舗装道が終わったところでスパッツを付けることにした。
その時、散歩らしき年配の夫婦に声をかけられた。
奥さん「どこへ行くのかしら」
「鬼ヶ岳です」
旦那さん「どれくらい、かかるんだい」
「そうですね、3時間くらいでしょうか。」
奥さん「お一人?」
「ええ、いつもそうなんですよ」
奥さん「あら、心配ね。お気を付けて」
多くのテントが設営されたキャンプ場の脇を進んだ。こんな所を一人で歩くなんて、余程の物好きに見えたんだろうなぁ。
ぼろぼろになった林道を数分進み、枯れた沢を渡り、砂防ダムの堰堤の脇に付けられた階段を上った。
日が差し込んでイイ感じだ。木陰はそれなりに歩きやすかった。ずっとこれなら良いが、そうは行かないんだよなぁ
段々傾斜がきつくなってきた。
カモノハシの水を少しずつ飲んだ。がぶ飲みするわけにはいかないのだ。
「←鬼ヶ岳 雪頭ヶ岳 ブナ原生林 根場民宿村→」の標柱に気付いた。前はこんなもの有ったか?
んん、シモツケソウ・・・そろそろかな。
おや、右側が開けた。
よっしゃ~、見えた。
そうそうこの感じ、思い出した。
カイフウロ(多分)も見られるようになってきた。
よっしゃ~、イイぞ。大きい画像にしているがこれはコンデジ。数分後にはあっという間に雲隠れ。この時、デジイチを出さなかったことを思いっきり後悔したのだ。
この前後でソロ男性に抜かれた。彼に会うまで誰にも会わなかったわけで、なんだかほっとした。
「危険 足下に注意」の標示。懐かしいな~
この前後でリオオリンピックの開会式中継が聞こえてきた。音の主は60代位のベテランさん、大音量でラジオを聴いていた訳だ。彼は静岡から来たという。恐らく、誰かと話したかったのだろう。
「お兄ちゃん、この花わかるかい?」
「え~っと、見たことあるんですが・・・」→シュロソウ
んん、レンゲショウマみっけ!
斜面に咲いていたため、花の下へ降りていくのは諦め、コンデジマクロでピピッと音がするのを頼りにして撮ってみた。
あれ、自分が写ってる。面白いので載せることにした。あ、花にピントがあってないか(^_^;)
先ほどのベテランさんが追いついてきた。
「この花は何て言うんだい?」
「レンゲショウマです。」
「ほぉ~、初めて見たよ」
静岡には咲かないのか・・・
少しずつシモツケソウも増えてきた。
数分前に隠れていた富士が一瞬顔を出した。今度はデジイチで!
10:07 ようやく雪頭ヶ岳山頂へ
あれ、ここはお花畑のはずなのに!
シモツケソウやヨツバヒヨドリはちらほら見られるが、9年前のイメージからすると激減していた。
取り敢えずブランチ。一つ目のパンを食べてまったり・・・
富士は雲の中からたま~に、顔を出した。
西湖だけ撮ってみた。
数は少ないが、せっかくだから(?)、シモツケソウをデジイチで。
お花も富士もイマイチだが、周囲を飛び回る蝶々、蜻蛉を撮れないかチャンスを待った。
何トンボかわからないが、面白い出来だ。
ヨツバヒヨドリに停まるアサギマダラ。うん、上手くいった。
蝶々、いや蛾?
続きますよ