今回のメインイベントは12日早朝矢倉岳でのパール富士だ。その前日に高指山のダイヤモンド富士を撮ろうと逆算し、この近辺の山歩きを考えていた。
10日金曜日は仕事終わりが22:30、そして山の準備がまったく出来ていなかった。翌日未明に出発するのは諦め、23時過ぎにベッドへ。
11日は5時半に起きて、山の準備を開始した。ダイヤタイムに備え、ジオラインLW上下を着ていくことにした。
朝食を済ませて荷物を積もうと車へ向かうと、フロントガラスが見事に凍っていた。多摩地区は小雪が舞うくらいで済んだのだが、夜半に気温はかなり下がっていたようだ。こりゃあ山中湖近辺はエライことになっているかな・・・
自宅を出発したのは7時を過ぎてしまい、都内から相模原市内までの混雑はガマンしなければならなかった。
8:30過ぎに道志道に入ると道の両脇、家の屋根や田んぼなどに雪が目立つようになってきた。
8:40頃相模原市津久井のセブンでトイレ休憩。昨晩から停まっていた様子の車に積もった雪をパチリ。
ついでに速報もアップした。指がかじかんでスマホがやりにくい(^_^;)
その後山道へ入ると所々でアイスバーンになっており、スタッドレスを履いていてもスリップすることがあった。何度も冬の道志道を走っているが、こんなにヒヤヒヤしたのは久しぶりだ。
下りではフットブレーキだけにせず、エンジンブレーキを使い、ゆっくり目の運転をせざるを得なかった。勿論これはタントだけではなく、所々でプチ渋滞が起きていた。
出発前は石割山に行こうかとも思っていたが、平野へ着いたのは9:30を過ぎてしまった。これから石割に登るのいくら何でも遅すぎだ。そこで、手軽に鉄砲木ノ頭と高指山を歩き、午後のダイヤ撮影に良さそうなポイントを探すことにした。
9:40過ぎにパノラマ台へ。幸い停まっていたのは5,6台で駐車スペースは空いていた。
トイレで小用を済ませ、車内で着替えた。先々週の浅間嶺で重登山靴を履いたのはやり過ぎだったので、今日は長めのスパッツに、トレッキングシューズを履くことにした。この辺りの標高なら問題無いだろうが、念のためチェーンアイゼンを持って行くことにした。そして、日焼け止めを塗りたくり、キャップに付けたサングラスで雪の反射に備えた。
10:25頃出発。遅い出発なのでトレースが着いている。
歩き始めて数分、ジオラインの効果で熱いのなんの(^_^;)
踏まれていない雪がキレイだ
振り返ると富士がイイ感じ
10:58 山頂へ。珍しく誰も居なかった。
デジイチタイムを楽しみたかったが、強風がふきつけ百均の手袋ではガマンできなかった。
PLが効いてイイ色だ。富士の山頂付近はスゴい強風のようだ。
踏まれていないところを探して
速報をアップするためにスマホで撮影した際に手袋を外したが、そのほんの数秒が辛いのなんの(>_<)
南アルプスは雲の中。向こうも風が強そうだ。
ワイルド系の男性が上がってきたので、彼にシャッターをお願いした。
パンを食べてエネルギーをチャージ。
11:18 高指山へGO!
このルートは5年前の大晦日以来、久々だ。あのときは雪が無かったので随分印象が違う。
ワイルドさんが付けてくれたトレースを辿る。
おお、イイじゃん♪
んん、ワイルドさんだ。
近づくとスノーシューを履いているところだった。「これが無くても歩けるでしょうが、せっかく持ってきたので遊ぼうと思って」とのこと。
彼を追い越してからはトレースが薄くなった。
眺めは良いが、足下は結構大変だ・・・
疲れて休憩していたら、ワイルドさんが脇を通っていった。なるほどスノーシューを履いたらずっと早くなったし、彼も楽しそうだ。それに通った跡が大分変わった。
この下りで2回転けてしまった。雪の下は凍っているのか?
チェーンアイゼンを付けてからは殆ど滑らなくなった。もっと早く付けておけば良かったよ。
ワイルドさんの跡を辿る
12:20 切通峠
ここから緩やかに登る。
お、山頂が見えた。
東海自然歩道のデカイ看板も懐かしい。
12:53 高指山山頂。鉄砲木ノ頭から1時間半って訳だ。無雪期なら1時間ほどなので随分かかったなぁ。
デジイチタイム!
石割山
ここのベンチでカップ麺タイムの予定だったが、ここも強風が吹き付け、バーナーを使えそうも無い。
山頂滞在数分で下山。
風が当たらない所でレジャーシートを敷いてカップ麺タイム。
食事中に若い男性4人組が上がってきた。結構軽装だったが、別荘地帯からならここまでは20分ほどの筈、山頂ピストンだろうか。そういえば先ほどのワイルドさん以来のハイカーだった。
大分雲が増えてきた。歩きながら聴いていたラジオの天気予報では関東南部は午後雪が降るかもと報じていた。ダイヤは無理かなぁ
別荘地帯の脇を通る。
雪が積もったテニスコートの脇を歩いた。
14:03 久米さんの番組でゲストが登場した頃、平野からの車道へ合流。
5年前は近道を歩いたが、トレース無しの雪道はもうイイ。車道をひたすら歩いた。
あらら、すっかり曇り空だ。
14:37 パノラマ台へ到着
続く