ユニコムかつしかつれづれ日記

NPO法人ユニコムかつしかのパソコン教室活動などのよしなしごとを、そこはかとなくゆるりと書きしるしてまいります

老人力、女子力

2014-11-09 | 日記

 

先日、亡くなられた赤瀬川さんの言葉でいちばん記憶に残っているのは「老人力」。

物忘れするのは新しい知識を取り入れるために必要。

忘れっぽくなったのは、それだけ「老人力」がついた証拠なんだから、嘆くことは無い。

 

調べてみたら、流行語大賞になったのが1998年。

それから16年・・・・わたしにもずいぶん老人力がついて、とにかく忘れることが多い。

そのぶん新しい知識が身についたとはとても思えませんけどね。

 

それはともかく、「老人力」はその後に続く「○○力」の嚆矢ではなかったかと思います。

あまた生まれて露と消えた○○力の中では、「女子力」が光っているでしょうか。

これまた、女性力ではインパクトがなく、「女子」としたところがポイントなのでしょう。

 

それじゃ女性が女子になったのはいつ頃か?

ヘンに興味が湧いて調べたら、たぶん草食男子と肉食女子で、これが2009年。

大人女子、という使われ方も、このあたりから。

 

女子といえば、昔はせいぜい学生の頃までの呼び名でしたでしょう、男も含めて。

それが大人にまで拡大したのはなぜなのでしょう? 30女子とか・・・・。

女性が元気なのは認めるにしても、それが70女子、80女子になったら怖いですね~。

 

女性、女、女子・・・・3つ並べてみると、それぞれにニュアンスがあります。

女性はフォーマルで固くて改まったイメージ、女はくだけてちょっと艶めかしい感じ。

それが女子になると、カワイイ、幼い、元気、でも保護してあげたい・・・・。

 

おばさんでも女子アナか、定年間際でも女子行員か、女子トイレは何歳までいいの?

考え出すと、疑問が次々と湧いてきます。

でも、高齢化社会ですから、女子もだんだん高齢化していくのも当然なのでしょうか?

そのうち老女力という言葉も出てきそう・・・・。

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