
昨日は友人の油絵の作品展に行ってきました。
そこでちょっとした嬉しいことがありました。

受付の年配の女性に褒められたのです。
何をかというと、私が着ていった手編みの半そでのプルオーバー。
実は私、10年位前まで結構長く手編みを習っておりました。
母の介護になどでいつの間にか編まなくなって久しいですが、時々昔の作品を引っ張り出して着ています。
その方、「ステキなのを着ておられますね。編まれたんですか?」と言って下さいました。
やはり手間のかかったものは既製のものとは違った良さがあるようです。

もう古くなってきているし・・・なんて思って、あまり気にも留めずに無造作に着ていましたが、そんなふうに言ってもらうと、以前頑張って編んだものがすごく愛しく思えてきて、これからも大事に着てあげなければ・・・なんて改めて思いました。
これも、過去の自分が残した大事な宝物なのですから。

それで思ったんですけど、編物なんかは時間と手間をかけたものは確かに素晴らしいのかもしれないけど、絵に関してはどうかな?ってこと。
つまりゆっくり時間をかけて丹念に描いたからといって、果たして絶対に良い作品とはかぎらないんじゃないかな?
案外インスピレーションを働かせて、一息に描き上げた絵とかが かえって人を引きつけたりして・・・
なんかお話が飛躍しすぎたでしょうか?


俳画で描いたものです。人物や手前の2艘の船を省略して、やや単純化したつもりですが・・・
う~ん、やはり向こう岸や山が稜線がやや濃いめかも!
