JRA=日本中央競馬会で、G1レースの34勝を含む歴代4位の通算2613勝をあげている「福永祐一騎手」が調教師の試験に合格し、来年2月で騎手を引退することになった。
福永騎手は滋賀県栗東市出身の45歳。
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↑写真:NHK大津より
JRAは、12月8日、来年度の新規調教師免許の試験に、福永騎手が合格したことを発表した。
JRAは、12月8日、来年度の新規調教師免許の試験に、福永騎手が合格したことを発表した。
9年連続で年間最多勝を記録するなど、「天才」と呼ばれながらレース中の落馬で、騎手生命を絶たれた父、洋一さんの影響で騎手を志し、平成8年にデビューした。
デビュー戦で勝利をあげるなど、1年目から才能を発揮して勝ち星を重ね、4年目にはプリモディーネで初めてのG1レースとなる桜花賞を制した。
その後も、トップジョッキーとして活躍し、平成30年には父が成し遂げられず、福永騎手自身が「福永家の夢」と語っていた悲願の日本ダービー制覇をワグネリアンで果たした。
更に、2年後の令和2年には、コントレイルで皐月賞、日本ダービー、菊花賞のクラシックレースを制し、史上3頭目となる無敗の三冠馬に導いた。
今年も、皐月賞などG1レースの2勝を含む96勝をあげていて、全国リーディングの6位につけている。
通算では、G1レースの34勝を含む歴代4位の2613勝をあげているほか、海外でも、アメリカやUAE=アラブ首長国連邦のG1レースを勝ち、実績を残した。
福永騎手は、来年2月で騎手を引退し、調教師になる準備を始めるという。
福永騎手は、今後の抱負について、「大変うれしく思うし、いよいよなんだとワクワクしている。騎手として、多くのトップトレーナーと関わりを持たせて貰い、そうした方々の技術も目の当たりにしてきたので、参考にしながら自分のスタイルを築き上げて行きたい。馬にとってベストな選択ができる調教師でありたい」と話した。
福永騎手は、今後の抱負について、「大変うれしく思うし、いよいよなんだとワクワクしている。騎手として、多くのトップトレーナーと関わりを持たせて貰い、そうした方々の技術も目の当たりにしてきたので、参考にしながら自分のスタイルを築き上げて行きたい。馬にとってベストな選択ができる調教師でありたい」と話した。
<NHK大津より>