滋賀県や滋賀県内10市などでつくる日本遺産「水の文化」ツーリズム推進協議会は、日本遺産「琵琶湖とその水辺景観−祈りと暮らしの水遺産」を構成する場所のカード34種類を作り、配布している。いずれもその場所や近くでしか手に入らない。
カードは横8.7cm縦6.2cmで、比叡山延暦寺や近江八幡の水郷、草津のサンヤレ踊り、沖島、伊庭の水辺景観、醒井宿、竹生島、菅浦の湖岸集落などの種類がある。表面に象徴する写真を載せ、裏面には名称や所在地、概要などを記載している。
滋賀県独自の宿泊キャンペーンの第2弾に合わせて実施。5枚以上カードを集めて写真を送ると、抽選で近江米や近江牛などをプレゼントする。滋賀県観光推進室の担当者は「自分の県を知るいい機会。新型コロナウイルス対策で距離を保ち、混雑を回避しながら巡って欲しい」と話している。
「日本遺産 滋賀」カードめぐり
・カード発行: 各種類1000枚限定。一人1枚。
・配布期間: 3月8日まで(なくなり次第終了)
・配布場所やカードの有無などの情報: 「『日本遺産滋賀』カードめぐり」のホームページで確認できる。
https://www.biwako-visitors.jp/enjoy-athome/japan-heritage/
尚、2018年度に作った冊子「日本遺産滋賀 琵琶湖とその水辺景観−祈りと暮らしの水遺産」も改訂した。A4判で24ページ。県内の観光案内所などで配布している。
問い合わせ: 事務局(びわこビジターズビューロー)=077(511)1530
<中日新聞より>