10月8日(月)11:30からの、第19回全日本女子硬式野球選手権大会準々決勝戦で、「近江バイオレッツ(東近江市)」は「大阪体育大学(大阪府)」を「4対3」で破れ、またも全国制覇の夢は破れた。
東近江バイオレッツは1回裏に2塁手のエラーで先行された。先発の山田は制球を欠き3回にも2点加点され「0-3」となった。一方、打者は凡退が続く。4回2アウトからようやく1点を取り「1対3」となった。5回にも2アウトから2点を取り「3対3」の同点に追いついた。しかし、その後も最終回の7回まで迫るが追加点が取れなかった。7回裏、「大体大」に1点を取られ「3対4」で試合終了。
「東近江バイオレッツ」は今年も手前で勝利をこぼし優勝はお預けとなった。
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「東近江バイオレッツ」は今年も手前で勝利をこぼし優勝はお預けとなった。
TVでこの試合を見ていたが「東近江バイオレッツ」は投手力が低くピリッとせず制球も甘かった、打線は安定せず凡打、ここぞという時の打力がなく、試合全般としては「東近江バイオレッツ」の方が総合力があると思われたが試合運びが甘く大学生チームに試合に負けてしまった。
いつでも追いつけると言った自意識過剰があったように感じる試合運びだった。
正直、「東近江バイオレッツ」はまだまだのチーム力だと思う。全国制覇をできる実力派まだ備わっていない。目標とするには勝ってだがまだそれをいうのは少々おこがましい。本当に強いチームになった時に言えるスローガンであろう。
本当に全国制覇をしたいならまず、投手を含めて個人の力をアップを図ることが先決である。そのためには選手選考も考える必要がある。
この数年同じ過ちの繰り返している。取りこぼしを一掃するためこれまで女性監督が2代続いているが同性による甘えが潜んでいるかもしれない。指導力に長けた力量のある男性監督を招請することも一考である。
東近江バイオレッツには是非頑張って貰いたい。応援しよう!
追記
尚、今回の決勝戦は「阪神タイガースWomen」(兵庫)と「埼玉西武ライオンズ・レディース 」(埼玉) となり、「タイガース」が「4対0」で優勝した。
奇しくもプロ野球球団の下部組織の女子チームが実力を発揮した感じである。今後は有名球団、財政力があるチームが選手層を厚くし望んでくるだろう。これまで着実に実力を付けて来た地方のたたき上げチームの「東近江バイオレッツ」もうかうかとしておられない。 周囲のチームは一気に上位にのしてくる。
「東近江バイオレッツ」には田舎でも強いチームが存在する証を見せつけて欲しいものだ。