東近江市と日野町の境界に東西にまたがる布引丘陵に4月26日、里山の自然を生かした環境教育施設「東近江市布引の森」がオープンした。
↑写真:中日新聞より
国道307号に面した木造平屋のネイチャーセンターと、その奥に広がる森林を合わせて計9.7ヘクタールの広さ。センターで開園式があり、関係者約30人が開園を祝った。
尾根や谷、湿地帯などでアカマツやコナラ、アラガシ、ソヨゴといった多様な植生を観察できる。東近江市は、森林内に長さ計1.3km、高低差約35mの遊歩道を整備。センター内には自然関連の図書コーナーも設けた。
一般客を受け入れるほか、小学生の校外学習にも利用する予定。
開園式で、小椋正清市長は「新たな環境学習の拠点として、次世代を担う子どもたちをはじめ多くの方に里山の魅力を伝え、自然の恵みを後世に引き継ぐべく、多様な体験を提供していきたい」と述べた。
施設全体の整備計画は2016年に始まり、今年1月に工事を終えた。事業費3億6000万円。施設は東近江市が管理し、運営は東近江市内で里山保全活動をするNPO法人「遊林会」が担う。
東近江市布引の森
滋賀県蒲生郡日野町大字北脇1番地5、1番地114及び1番地115
開園時間: 09:00~16:30。月曜、祝日の翌日、年末年始は休園。入園両: 無料。入園時、入山届をセンターで提出することが必要。
開園時間: 09:00~16:30。月曜、祝日の翌日、年末年始は休園。入園両: 無料。入園時、入山届をセンターで提出することが必要。
<中日新聞より>