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女子硬式野球チーム「東近江バイオレッツ」駆け抜けた5年、来季へ決起


↑写真:滋賀報知新聞より

 東近江市を拠点に活動する女子硬式野球チーム東近江バイオレッツ」の今シーズンを振り返る報告会と懇親会が1月21日、東近江市の八日市ロイヤルホテルで開かれた。
チームを支える事業所や応援する一般サポーターをはじめ、小椋正清東近江市長、全日本女子野球連盟の山田博子会長ら90人が出席。数々の好成績を収めたシーズンを祝うとともに、チーム目標でもある全国一のタイトルに向け意気込んだ。

 報告会ではまず、チーム代表の小森幸三代表から各関係者に、これまでの活動と支援に対する感謝の言葉が述べられた。
その後の来賓あいさつで小椋市長は「目覚ましい活躍。今後も環境づくりを行政としてもサポートしたい。2025年の国スポに向けスポーツ全体が盛り上がってきている。スポーツ熱を牽引して欲しい」とチームに賛辞を贈った。

 チーム発足5年目の節目となった今シーズン。バイオレッツは選手総勢24人のチーム過去最大の選手層で各大会に挑んできた。
5月の関西大会(ラッキートーナメント)では大会初優勝を飾り、関西リーグ(ラッキーリーグ・エキスパートリーグ1部)でも全勝優勝、西日本大会では大会3連覇
を果たした。しかし、全国大会のクラブ選手権大会では2回戦敗退、全日本大会は初戦敗退という涙を飲むシーズンでもあった。

 これらのシーズンを振り返った上田玲総監督は「チームのキャッチフレーズでもある大人女子の本気野球。それをいま選手たちが実践してくれていることが本当にうれしい」と話し、発足から選手たちの環境づくりに取り組んできた関係者に感謝した。また、女子野球の環境に乏しかった時代の自身の経験を振り返り、「選手たちが思い切って野球ができる場所をなんとかつくりたいという思いで、運営部の方々中心にここ東近江市で実現することができた。まだ手にしていないタイトルを手にするため、選手ともに一生懸命がんばりたい」と意気込んだ。

 選手を代表して主将の木瀬悠里選手は「5年目の節目にタイトルを獲ることができたが、全国大会では力及ばず、結果を残すことができなかった。今年こそ、チーム一丸となって日本一を勝ち取り、東近江市に優勝旗を持ち帰る」と力強く語った。

 来賓で出席した連盟の山田会長は「女子野球には未来しかない。競技人口も増えて世間の注目を浴びている。バイオレッツはその中でもトップチーム。
支援団体とともにトップを目指すのはそう簡単ではないが、それを成し遂げている魅力あるチーム」と称賛。
その後の懇親会では選手たちが企画したクイズなどが披露され、交歓の輪を広げた。
 最後に中村茜監督、蔭山啓介副代表が来季への意気込みを語り、3月のシーズンインに向けて弾みをつけた。

<滋賀報知新聞より>
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