近江八幡観光物産協会はこのほど、「八幡山城 豊臣秀次解体新書」を刊行し、頒布をはじめた。
↑写真:滋賀報知新聞より
地域の歴史文化を分かりやすく紹介するこの「解体新書」は、これまでに「織田信長」、「観音寺城 佐々木六角」が刊行されているシリーズ本の第3弾で、
今回は、近江八幡の開祖として知られる「豊臣秀次」にスポットをあて、信長の死後、全国統一をめざした秀吉の戦いを支援した「若き秀次の七番勝負」、秀吉の養嗣子となった秀次は、秀吉に秀頼が誕生すると関白を追放され、自害させられる悲運を家系図から見た「秀次一家と豊臣家の人々」、秀次と同じ時代を生き、権力争いに明け暮れた「家臣と同時代の武将たち」、秀次が18歳にして居城とした「八幡山城すみずみ探訪」、八幡山城以前からある峰続きの古城「北之庄城すみずみ探訪」、八幡山城下に築いた「秀次の城下町づくり」、近江八幡市内にあるゆかりの地を紹介した「秀次関連スポット」の7つのテーマに沿って、イラストや写真などを多用して分かりやすく解説し、八幡山城主として残した秀次の功績や人物像、生涯など、近江八幡の歴史を知る必須の情報を網羅している。
A5判全16ページのハンドブックサイズで、1万部作成。頒布価格は1冊100円。
白雲館観光案内所、近江八幡駅北口と安土駅にある観光案内所、安土城郭資料館、八幡山ロープウェーで頒布している。
<滋賀報知新聞より>