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【身近な昔探訪】第170回・御代参街道・本町通りにあった「米徳生菓子店」

↑かつて「米徳」があったところ(御代参街道・本町通り)

 東近江市の御代参街道・本町通りで、女性専科洋服店「フレンドアラカツ」の左隣に「米徳生菓子店」があった。 
米徳生菓子店」の創業は大正2年(1913年)で100年以上の老舗である。
しかし、昭和37年(1962年)に本町から栄町に移転しており、筆者は「米徳」のことが記憶にない。また、「米徳」が移転後、後釜にどんな店が入店していたかも記憶がない。

 
↑「米徳生菓子店

 現在の「米徳生菓子店」は東近江市栄町で、まんじゅう、大福、ようかんなどの和菓子を取り揃える。店は看板がなければ民家と区別がつかない。

【米徳の歴史】
明治40年(1907年)頃  初代、米徳精米店として営業開始
大正 2年(1913年)    初代、和菓子の米徳として和菓子の製造小売と菓子小売を始める
大正 6年(1917年)   2代目生誕
昭和 7年(1932年)~  2代目、奈良・京都にて和菓子修業(約10年間)
昭和17年(1942年)   2代目、太平洋戦争で中国大陸へ出兵。営業中断
昭和20年(1945年)   帰国後、八日市市本町にて和菓子店再開
昭和23年(1948年)   3代目生誕
昭和37年(1962年)   店舗を現在の東近江市栄町に移転
昭和58年(1983年)   3代目が継承、現在に至る。

米徳生菓子店
東近江市栄町5−9

コメント一覧

Unknown
青木のまんじゅう
この店は、青木のまんじゅうと呼ばれることが多い。
地元の学生
移転後
1970年代の地図によりますと、米徳の移転後には昭和堂楽器が入居していたと思われます。
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