12月19日、東近江市にある滋賀県立八日市南高校の食品科流通科学班の生徒たちが開く「八南レストラン」が八日市文化芸術会館内の喫茶セリーヌで限定オープンし、同校で育てた野菜や豚肉を使った生徒自慢の料理が提供された。
↑写真:滋賀報知新聞より
「八南レストラン」は、生徒たちが将来の地域の担い手となるため、職業観や勤労観を育成する「高等学校産業人材育成プロジェクト事業」の一環として毎年実施されている。
今年は新型コロナ感染症対策で、生徒の保護者らを対象に実施し、3年生13人で32食分を提供した。11回目を迎える今回は「命の和」をテーマに、同校で育てた大根や豚肉、米、政所茶などを使ったメニューが並んだ。
家族に配膳した柳原颯天さんは「食べてもらう時の笑顔が嬉しかった」と話し、柳原さんの家族は「一から作った料理を食べたのは初めて。具材も沢山あって美味しかった」と堪能していたという。
<滋賀報知新聞より>