近江八幡市円山町で建設が進められていた新ヴォーリズ記念病院建物が完成。
10月10日、来賓、招待者、病院関係者ら合わせて約300人が出席して竣工式が行われ、新病院のスタートを祝った。業務開始は11月1日から。
尚、引っ越しの為、10 月 28 日(金)~ 11 月 3 日(木)は休診される。
新病院 〒523-0805 滋賀県近江八幡市円山町927番地1
近江八幡市北之庄にあるヴォーリズ記念病院は、別館が築52年を経過、また、隣接する本館も築29年を超え、未耐震の別館は老朽化が進み、本館も毎年の改修など問題を抱えていたことから約200m東側の県道26号沿いに新築移転することになった。
↑写真:滋賀報知新聞より(ツッカーハウスをモチーフに完成した新病院)
新病院は、11626㎡の敷地に鉄骨づくり3階建て。
ヴォーリズ記念病院の原点でもあるツッカーハウスの色調やディテールを採用した外観で、間近にある水郷の自然に調和するデザインを採用。周囲の水郷や里山の自然にマッチした低層階で屋根付の景観に配慮した建物となっている。
1階に正面玄関、救急、外来診療、ホスピス病棟(16床)、放射線、内視鏡、検査、医事課、健診、売店に加え、チャペルが設けられているのが特徴。
2階には、広いリハビリテーションルームと回復期リハビリテーション病棟(60床)、医局、研修室、管理部門、食堂等があり、水郷の景色が眺望できる屋上庭園が設けられている。
3階は、一般病棟(50床)、医療療養病棟(42床)、手術室、薬局などが整備されている。
総病床数は現在と同じ。
<滋賀報知新聞より>