鮮やかな色彩で正月用の生け花として人気が高い「ストレリチア」、別名「極楽鳥花」の出荷作業が東近江市大中町でピークを迎えている。
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↑写真:NHK大津より
「ストレリチア」は、オレンジ色や紫など鮮やかな色の花を咲かせる南アフリカが原産の植物で、「極楽鳥」という鳥に似ていることから「極楽鳥花」とも呼ばれている。
全国でも有数の産地の東近江市では、9軒の農家が栽培に取り組んでいて、ことしも年末を控えて出荷作業が盛んに行われている。
このうち、農家の福阪洋さんのハウスでは、高さ1m40cmに伸びたストレリチアを1本ずつ根元から引き抜き、収穫していた。
今年は、日照時間が十分に確保できたため、花の生育状態や色合いも良く品質は良好だということで、福阪さんは年末に向けて週に3000本を目標に収穫作業を進めているという。
福阪さんは、「鳥が飛び立つような花の形からお祝いの花によく使われている。正月に向けてこの花を生けてもらい、和やかな気持ちになってもらいたい」と話していた。
出荷された花は地元の直売所JAグリーン近江 「きてかーな」(近江八幡市多賀町872)のほか、京阪神を中心に全国の市場に並ぶという。
<NHK大津より>