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【国際線フライトと海外の旅の物語】 (第59回) 憧れの英国航空、人気ナンバーワンのシンガポール航空

 1970年代後半以降、いつしかイギリス出張の際、英国航空(British Airways)を利用することになっていた。
英国航空機と紺のカッコ良い制服で、すらっとしたイギリス英語のCAによるサービスを受けるのは私の一種憧れであった。



 当時、BAのロンドンー東京便のビジネスクラスサービスはJALよりも良かった。JALのサービスも悪くはなかったが外国の航空会社便の方が海外旅行の適度な緊張感があってよい。

 一般的な日本人は海外渡航時も日本語が当たり前のように通じる日本航空を選んだが私は海外出張時、外国の航空会社便の方が適度な緊張感があってよいので海外の航空会社の便を使うことが多かった。
 BAの搭乗時のアメニティキットもシックで悪くなかった。
JALのビジネスクラスアメニティキットは個性が弱くまた沢山貰い過ぎて新鮮味もなく飽きていた。

シンガポール航空
 1980年代当時でも既にそうであったがシンガポール航空のサービスには評定だった。特に西欧人のビジネス客には評判が高かかった。
 若くてスマートなチャイナドレスをまとったCAの洗練されたサービスと食事、飛行機の機材も常に最新機で世界1位のサービス評価を誇っていた。
 北米、ヨーロッパ出張が多かくアジアへのビジネス出張が少なかったので私がシンガポール航空を利用したのは1990年代だったが期待通りの優秀なサービスを感じていた。



エミレーツ航空
 各国の空港で目を引くエミレーツ航空のCA。背が高く独特の制服を着こんだエキゾチックなCAと高いサービスは評判になっていた。
 しかし、1980年代、UAEのエミレーツ航空の日本乗り込みは枠があって成田空港ではなく関西国際空港のみだった。
 私は一度も利用したことはなかったが関東からはわざわざ大阪まで行かないといけないので不便だった。今日では解消され成田、羽田空港にも乗り入れしている。


 日本人は余り感じることが少なかったと思うが日本航空も外人には細やかな気配りやサービスに人気があったようだ。
 ANAは1980年代に後発の航空会社としてスタートしたが初めの頃は本当に初々しく、洗練さはまだなかったが懸命にサービスをしようとする姿勢は搭乗客に伝わっていた。途中からANAの方が評判が上がっていたのを覚えている。

 逆に余り良さが無かったのはアメリカ系の航空会社だった。1980年代の当時、特にユナイテッド航空のCAはベテランでそつが無かったが細やかな気配りやサービス精神が欠けていたと思う。スターアライアンスのマイレージポイントや運賃の割引等のメリットが無ければ使っていなかっただろうと思う。
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