生徒たちが育てた野菜や加工食品などが並ぶ滋賀県立八日市南高校の「南高販売会」が11月19日(土)に開かれ、商品を買い求める多くの市民らでにぎわった。
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↑写真:滋賀報知新聞より
今年は八日市南高校「食品科流通科学班」が考案した「政所茶漬け」を初販売。
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同高では7年前から耕作放棄地を借り受けて地域の銘茶「政所茶」の生産に取り組んでおり、全国にPRするための加工商品として企画された。製茶過程で商品にならなくなった政所茶の茶葉と琵琶湖八珍であるびわ湖の湖魚ゴリを使っていることが特徴で、地元飲食店が監修している。
八日市南高校食品科流通科学班の松下美優愛さん(3年)は「昨年6月の収穫から、他会社の茶漬けを分析し、試作を繰り返して色々な味を食べ比べてつくりあげました。ぜひ食べて欲しいです」とアピール。
同茶漬けは一缶7袋(6g×7袋)入りで650円、八日市南高校のマーケット(直売所)で販売していく。
また、南高販売会では、八日市南高校「地域支援活動部」による「チャリティー販売」も行われた。
アフガニスタン避難民へ毛布を送るため、同部で育てた「いいたて雪っ娘かぼちゃ」や大根、里芋を販売し、売上金を毛布購入の資金とした。
南高地域支援活動部は12月7、9、12日にもショッピングプラザ・アピア(東近江市八日市浜野町)で避難民支援募金活動を行う予定という。
南高マーケット(滋賀県立八日市南高校内)
東近江市春日町1-15
八日市南高校への地図:
<滋賀報知新聞より>