新年明けましておめでとうございます。
2020年の新年に当たって、2019年の活動を少し振り返ってみることにしよう。
大きく分けてそれは3つある。
1.「スローライフ滋賀」開始
「ウォーキング三昧」ブログから,新たに「スローライフ滋賀」を開設し、2019年5月に移行した。2019年5月以降、毎日更新している。
尚、2013年から6年余続けた「ウォーキング三昧」は更新は停止したが、過去ログをアクセスする方が今だに減らないことから閉鎖せず当面維持を継続する。
2.「滋賀・近江の先人」シリーズ開始
2019年1月から「ウォーキング三昧」で始めた。2019年5月以降、このブログでこれまで70名以上の先人を紹介してきたが2020年も継続する。
「近江の先人」を掘り起こす度に、郷里の歴史や文化に対して如何に無知であったことを痛感させられる。特に近江商人は数も多く、資料が残っていないことも多々ある。先人の経歴、功績や歴史を知るため図書館通いが続いているが毎日が勉強である。
3.「東近江・寺社総巡り」シリーズ開始
2019年5月から東近江市の寺社詣でを始めた。運動と健康を兼ねこれまで殆ど自転車による詣でである。自転車は車と違って小道も自在であり、寺社の探索に持って来いである。
東近江市内には400箇所程度の寺社があると思われる。2019年内に250箇所を詣で、150寺社をこのブログで紹介した。2020年も継続するが東近江市内と言っても琵琶湖から鈴鹿山脈までかなり広い。遠隔地ばかりが残っているので今後は時間がかかるだろう。
■2020年の挑戦
①「東近江市の古跡巡り」開始準備:
「東近江・寺社総巡り」に目処がつけば東近江市内の「古跡」を探索したい。そのためには1500年前までの古代の歴史も改めて勉強しなければならない。
②「幕末・郷土の市井勤王家研究」
「滋賀・近江の先人」の人物研究の中から、郷土のある特定人物に興味を感じ、追跡研究を始め1年近くになる。
幕末の近江では彦根藩、水口藩、山上藩などで勤王派が多く存在していたが湖東地域に武士ではない「市井の勤王家」がいた。この中には草莽の士「赤報隊」に参加した者もいた。
彼らは勤王思想を誰から、どこでどのような教育を受け、影響を受けていたのだろうか。明治維新後、その多くは忽然と社会・歴史から消えている。また、それらの人物、行動記録や資料が殆ど出てこない。不思議である。
市立図書館の関係歴史書は殆ど読み漁ったつもりだが私の知りたい事柄は十分解明できていない。また、
・知りたい部分の資料も見当たらない、見つけられない。
・記録が残っていない、記録が失われている。
・口伝を含めて伝承されていない。
たかだか百数十年前の、世代にして3-4代前のことが判らないのである。それは主に、後世代が歴代の祖先や先代の歴史に無知、認識不足、興味がないこと等による。
研究会の先輩から現時点の進捗で仮説や推論を組立て論を進めてはどうかとアドバイスを得ているが、仮説部分が多過ぎてまだその論を進めることができないでいる。
研究は遅々として進んでいないが2020年は、
・明治初期の資料から江戸末期を読み解き、仮説が補強できないか、
・多くある文献中に探す記録や参考記述がないか、
等、更に調査、研究を続けたいと思っている。徒労に終わるかもしれないが。。。。まあ道楽なのでそれはそれで良し。