近江八幡市が昨年12月から進めていた「八幡堀のライトアップ」工事がほぼ出来上がり、4月からの本格稼働を前に3月8日夕、八幡堀の明治橋ほとりに関係者らが集まり、照明設備の点灯式が行われた。
↑写真:滋賀報知新聞より
これまで観光客でにぎわう八幡堀一帯の夜間照明は少なく、あっても堀端の散策路の一部に飲食店が足もとを照らす照明を置いていた程度のものだったため、夜になると堀一帯は真っ暗になり、人通りは途絶え、起伏のある石畳が続く散策路の歩行は危険だった。
こうした現状を踏まえ市では、堀端が安全に歩行できるように石畳の修繕と歴史ある石垣や桜の並木など、季節ごとの夜の景観が楽しめる八幡堀を演出するライトアップを計画し、照明の設置工事を進めていた。
ライトアップが可能になったのは白雲橋から明治橋までの区間(120m)の石垣や桜の木々、石畳など95か所に四季折々の魅力を演出する照明器具が設置され、日没30分前から点灯するよう設定されている。また、付近住民の日常生活に影響しないよう21:00以降は光量を半減させ、24時から明け方までは、堀端が歩ける程度までさらに減光するようコントロールされている。
照明は、応神天皇が近江八幡に船で上陸された際に、住民が松明を作って道案内したという松明まつりの伝説から「導(しるべ)のあかり」をテーマに春と秋は3つ、夏と冬は2つの照明プログラムを制作。
春の桜、夏の葉桜、秋の紅葉、冬の枝木など、季節の変化とともに景色を変える八幡堀一帯の夜の景観美を照明器具の時間差点灯や水面の揺らぎを堀端の城壁に反射させる照明デザイン、ノスタルジックな色調と自然美を演出するライティング技術が駆使されている。
これまで観光客でにぎわう八幡堀一帯の夜間照明は少なく、あっても堀端の散策路の一部に飲食店が足もとを照らす照明を置いていた程度のものだったため、夜になると堀一帯は真っ暗になり、人通りは途絶え、起伏のある石畳が続く散策路の歩行は危険だった。
こうした現状を踏まえ市では、堀端が安全に歩行できるように石畳の修繕と歴史ある石垣や桜の並木など、季節ごとの夜の景観が楽しめる八幡堀を演出するライトアップを計画し、照明の設置工事を進めていた。
ライトアップが可能になったのは白雲橋から明治橋までの区間(120m)の石垣や桜の木々、石畳など95か所に四季折々の魅力を演出する照明器具が設置され、日没30分前から点灯するよう設定されている。また、付近住民の日常生活に影響しないよう21:00以降は光量を半減させ、24時から明け方までは、堀端が歩ける程度までさらに減光するようコントロールされている。
照明は、応神天皇が近江八幡に船で上陸された際に、住民が松明を作って道案内したという松明まつりの伝説から「導(しるべ)のあかり」をテーマに春と秋は3つ、夏と冬は2つの照明プログラムを制作。
春の桜、夏の葉桜、秋の紅葉、冬の枝木など、季節の変化とともに景色を変える八幡堀一帯の夜の景観美を照明器具の時間差点灯や水面の揺らぎを堀端の城壁に反射させる照明デザイン、ノスタルジックな色調と自然美を演出するライティング技術が駆使されている。
<滋賀報知新聞より>