滋賀県内では初めてとなる会員制の大型量販店「コストコ」が8月23日(金)、東近江市にオープンした。
午前中から多くの買い物客が車で訪れ、周辺の道路では渋滞が見られた。
オープンしたのは、アメリカに本社がある会員制の大型量販店「コストコ」の「東近江倉庫店」です。
東近江市の名神高速道路八日市インターチェンジの近くに滋賀県内では初めて出店し、倉庫のような店舗の1万㎡余りの売り場には、食料品や日用品、電化製品などが数多く取り揃えられている。
↑写真: 滋賀報知新聞より
初日の23日は通常より早い08:00のオープンが予定されていたが、多くの買い物客が早くから開店を待っていた為、更に3時間前倒しして05:00から営業が始まったという。
午前中にはおよそ900台を収容できる駐車場がほぼ満車となり、買い物客は大型のカートに目当ての品を入れながら広い店内を楽しんでいた。
近江八幡市から訪れた40代の男性は「これまでは京都や岐阜にある店舗に行っていたが、近くに店ができると新鮮なものも買えるので嬉しい」と話していた。
一方、店舗のオープンをめぐっては、地元の住民から、道路の渋滞や交通事故の増加を心配する声があがっていた。
23日午前中、店舗の前を通る県道には車の長い列ができ、周辺の住宅街の狭い道路も一時、渋滞していた。
店舗のすぐ近くに自宅があり、家の前の道路が渋滞する様子を見た70代の女性は「コストコが東近江市にできることで地域が活性化するのは有難いが、生活道路の渋滞が今後も続くことになると困ってしまう。店は、渋滞が起きていないかをこまめに確認して欲しい」と話していた。
<記事・写真: NHK大津より>