めんたいこ専門のテーマパーク「めんたいパークびわ湖」が12月10日、野洲市吉川の湖岸近くにオープンした。
辛子めんたいこ製造販売の「かねふく」(福岡市東区)のグループ会社が運営する工場を併設し、同様の施設は他に全国4カ所で営業中。めんたいこ商品の味と情報を発信し、地元住民や観光客に親しまれる施設を目指す。
辛子めんたいこ製造販売の「かねふく」(福岡市東区)のグループ会社が運営する工場を併設し、同様の施設は他に全国4カ所で営業中。めんたいこ商品の味と情報を発信し、地元住民や観光客に親しまれる施設を目指す。
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↑写真:中日新聞より
3月で閉店した観光物販施設「鮎家の郷」を、めんたいこをイメージした赤と白が基調のデザインに改装。
工場直営店限定の、できたて生めんたいこをはじめ、めんたいこを使ったジャンボおにぎりやパスタ、豚まん、ソフトクリームなどを味わえるフードコーナーを設けた。工場では製造工程を間近で見学できる。
2階のイートインスペースは白と青を基調に、琵琶湖や比良山系の眺望を楽しめる。子どもら向けのキッズパークには、ボルダリングや滑り台、木製遊具などを設け、芝生の広場も整備した。
竹内昌平支店長は「京都や大阪のほか、中部や北陸からのアクセスも良く、琵琶湖のほとりという立地も魅力。味と品質を広く伝えるアンテナショップになれば」と期待する。近隣の和洋菓子製造販売店やアウトレットモール、観光農園、キャンプ場などと連携し、滞在型観光への誘客を図る。
鮎家の郷は、湖魚などを使った食品製造販売の鮎家(大津市)が運営し、1995年5月にオープン。主力商品の「あゆ巻」が人気だった。民間の信用調査会社によると、2002年3月期の同社の売上高は66億円余。その後売り上げが減り、新型コロナウイルス禍で客が激減。土地と建物をかねふくに売却した。
めんたいパークのスタッフは約80人で、ほとんどを地元で雇用する。営業は09:00~16:00時。原則無休。
問い合わせ:
かねふく めんたいパークびわ湖
野洲市吉川4187
077ー589ー8105
https://mentai-park.com/biwako/
<中日新聞より>