東近江市に本拠を置くサッカーチーム、「MIO(ミーオ)びわこ滋賀」が所属するJFL(日本フットボールリーグ)は終盤戦に入り、16チームがデッドヒートを繰り広げている。
↑写真:滋賀報知新聞より
今季のMIOは下位グループで低迷する中、10月に監督が交代、MIOのトップチームコーチから就任した東広樹監督が、厳しい状況を打開すべく指揮を執る。そこで、最後のホームゲームとなる12日の高知ユナイテッドSC戦を前に、東監督にラストスパートへの意気込みを聞いた。
――チームの状態はどうか。
東監督 今季の年間順位は14―16位でかなり厳しい。そんな中でも選手は一つでも上の順位、一つでも多くの勝ち点を取ろうと、毎日トレーニングに励んでいる。サポーターの声援に応えようと、チームは前を向いている。
また、これまで出場のチャンスがあまりなかった選手でも、可能性があれば起用しており、チーム一丸となっている。
戦い方も少しずつ変わってきた。誰でも前へ行く、ボールをどんどん前へ出すよう意識させている。こうすることで攻撃のチャンスが増え、チームの調子が上向きになっている。数字以上の変化が出ており、これをよい結果につなげたい。
――JFL残留争いは。
東監督 一つでも多く勝ち点を取ることに集中したい。さらに、敵地と違って地元の声援が後押しになるとともに、移動の負担が選手にかからない。これがチームの状態が上向きになっていることと相乗作用になればいい。
――サポーターへのメッセージを。
東監督 今季は地元で勝利の喜びをあまり分かち合えなかった分、最後は笑ってもらえるよう、チーム一丸となって勝ち点を取るプレーをするので、その闘志を肌で感じてもらいたい。会場にぜひ足を運んでもらい、選手の背中を押してください。
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11月12日(土)、東近江で「MIO(ミーオ)びわこ滋賀」対「高知ユナイテッドSC」戦
試合日時: 11月12日(土)13:00
場所: 東近江市布引グリーンスタジアム(東近江市芝原町
チケット: 当日で一般2000円(前売り1600円)、中・高生1000円(同500円)、小学生・未就学児入場無料。前売りはコンビニ、当日券は会場チケット売り場で販売。
MIOびわこ滋賀
<滋賀報知新聞より>