子育て家庭が気軽に外出できるまちづくりを目指そうと、東近江市は、乳幼児のおむつ替えや授乳などができる施設を「赤ちゃんの駅」と認定する取り組みを推進しており、登録する小売店や飲食店など東近江市内の施設を募集している。
東近江市内各施設で設置されている授乳室などの場所を集約し、「赤ちゃんの駅」として統括・発信することで、乳幼児を連れた市民が不安なく気軽に外出してもらおうという事業が今年から進められている。
授乳室などの設置は全国をはじめ、市内各施設でも多く見られるが、設置箇所などをまとめたマップなどはこれまでなく、利用者は施設に直接連絡するなどの手間が必要で、また、外出時に急を要した場合の不安が常にあった。
おむつ替えなどが利用可能な公園など公共施設に、目印となる「赤ちゃんの駅」のステッカー掲示を予定しており、どこに設置されているか一目でわかるようハンドブックや東近江市ホームページへの掲載を3月末を目処に実施する。
設備を提供できる小売店や飲食店など民間施設の登録も随時募っており、東近江市の担当職員は「子育て家庭の外出環境を整備するとともに、子育てを応援する気運にもつながれば」と話している。
申請など詳しくは、東近江市ホームページか東近江市こども未来部こども政策課(TEL0748―24―5643)まで。
<滋賀報知新聞より>