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断食あれこれ

2015年03月01日 | 草津温泉ホテルクアビオ

断食あれこれ

食事が胃で消化されるのに3時間~4時間、その後小腸、大腸を通って排泄されるまでトータル18時間近くかかると言われてます。


旅館などで、夕食に豪華な料理をたくさん食べて夜8時頃終わったとして、翌朝8時にまたまた豪華な朝食を取ったら、胃腸は完全に過重労働です

食事が終わった後も、内臓は文句も言わずせっせと働き、やっと仕事が終わりそうと思ったら、
また次の仕事が押し寄せてきて、休む暇もなく、毎日それの繰り返し
それに気付いてからは、内臓の声なき声を聞くようになりました。



20年以上前から実践している自然療法や玄米菜食の一環として、私が自宅で初めて実践した断食は、
ジュースではなく、昆布で取ったお出汁を飲むものでした。

ホテルのジュース断食よりは空腹感があって厳しかったけど、自分で言うのもなんだけど、お肌がめちゃめちゃきれいになりました
脳に余分な糖分も行かないから、余計なことをクヨクヨ考えなくなり、断食中は性格もおおらかになりました。
ただし自宅でできる断食は3日間まで。それ以上は、回復期間の食欲のコントロールが大変難しく危険だということです。


また、断食して肌がきれいになったからと言って、もっともっと長く断食すれば、それだけ肌がきれいになるかといえば、
おそらくそんなことはないと思います。
断食で肌がきれいになるのは、疲れた内臓が休まって、肌のメンテナンスにエネルギーが回るようになったためで、
本来の肌の状態に戻っただけとも言えるからです。

・   ・   ・    ・   ・   ・   ・   ・   ・    ・   ・   ・


通常、本格的に断食する場合、準備期間(少食にしていく期間)+ 本断食期間 + 回復期間(重湯から徐々に普通食に戻していく期間)が必要になりますが、
 本格的な断食が、なかなかできなくても、少食を心がけたり、日常的なプチ断食(18時間食べない)を取り入れるだけでも、内臓は休まりますし、危険も少ないので、オススメですよ。


あと、体が疲れている時、風邪などで病んでいる時は、迷わず食事を抜きますと、本当に回復が早いです。
「頑張って食べて栄養つけないと!」というのは、私の経験では違うと感じてます。
おかげさまで、ここ20年以上、病院や市販の風邪薬などには全くお世話になってません 



追記
知り合いや友人に断食の話をすると、「断食すると痩せるの?」とよく聞かれます。
やはり一番の関心はそこなのかもしれませんが、私は「痩せることは期待しないほうがいい」と言っています。

断食の目的はあくまでも内臓を休めて体の機能を回復し、乱れかかっていた食生活を見直すこと。
その結果、すっきりとむくみが取れたり、体重や体脂肪が落ちることはあります。

大切なのはむしろ断食後の生活の方で、断食終わった途端にドカ食いしたり、ファストフードや添加物の沢山入った不健康な食事をしていては
元のもくあみどころか、肝臓が腫れてむしろ断食前よりも悪化してしまう危険性もあるのです。

なので、手っ取り早く痩せることを目的に断食するのは、絶対にオススメしません。


















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6 コメント

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みみんさん♪ (ニュイ)
2015-03-05 21:45:27


みみんさん、こんにちは!

ヨガ、私も体硬いし、なんだか難しいそうで、なかなか初めの1歩が踏み出せません

でも、一度始めてしまえば、意外とハマるかも?


松坂屋さんの料理は、過剰な演出がなくなって随分シンプルになりましたよ。
人によっては地味になったと感じるかもしれませんが。。。

夕食なしのプランは今はやってないのですね。
柔軟性がある方が、連泊しやすいんですけどね


白根館の椎茸のフライ、白根館の七不思議ってくらい、ほんとに美味しいですよね~ 

そうでした。みみんさんはで連泊されたんでした!
あのお料理なら連泊しても、疲れないですね。
久々に再訪したくなりました。



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じゅうべいさん♪ (ニュイ)
2015-03-05 21:41:43


じゅうべいさん、こんばんは!

私も、宿めぐりを始めた頃は、「料亭みたいなお食事を出す旅館が良い旅館」と思い込んでた時期がありましたが、

でも過剰なご馳走は温泉浴の邪魔になることに気づいてしました


懐石料理も、本当は、「ちょっと足りないかも。もうちょっと食べたかった!」と思うくらい少量なら、
ずっと美味しく感じられるのにと思うんですけどね。


みみんさんも、おっしゃってますが、白根館のお食事は美味しいですよね。


寄生虫学が専門の藤田紘一郎氏の著書「脳はバカ、腸はかしこい」によれば、
脳は糖やアルコールなど脳内麻薬を出すような依存性の高い食品を美味しいものと認識し、
腸(内臓)は体に良いものを美味しいと認識するようです。


確かに、体が美味しいと感じる食事はヘルシーなものが多く、目や頭で美味しいと感じるものは高カロリーだったり、
見た目で食欲を刺激するものが多いかも。


白根館のお食事は、椎茸のフライ、刺身こんにゃくなど素朴でシンプルですが、まさに体が喜ぶがか美味しい料理なんだと思います!
久々に行きたくなりました!



>昔、無理して食べて大失態した事があって
>そんな迷惑をかけるくらいなら残した方がいいと思うようになったの┐('~`;)┌

ホント、その通りと思います。
誰かに迷惑かけなくても、満腹は本当につらいし、明らかに体にも良くないですし、自分の健康がいちばん大事ですから。

無駄になってしまう食材も、生き物の命をもらっていると思うと、「食べきれないほどの料理を出すのがおもてなし」という風潮もそろそろ変わってほしいな思います。


わかつき別邸は、いいお宿だったのに残念です。
密かに復活を期待していたのですが、一時期、カフェと日帰り入浴のお店をやっていたらしいんですが、それも辞めてしまったようで、寂しい限りです。

ほ⚪︎なさん? う~ん、覚えてないです。
お会いすれば思い出すかな??


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ニュイさん、こんばんは(^0^) (みみん) 2015-03-05 02:10:25 (Unknown)
2015-03-05 21:29:39

断食もきちんと勉強されてから初められたのですね!
確かにむやみにやると怖いイメージです。
でもちゃんと勉強されるところがニュイさんらしい

>みみんさんは、そのお友達のところでヨガを教わっているんですか?

いや~やっていないのです(^^;)
教室が遠いということもありますが、身体がかたいので自信がありません。
なら、なおさらヨガやれば良いのに~!って感じですよね(笑)

松坂屋さんに再訪されたのですね!
料理長が変わられたとのことで私も気になっていまいした。

>見た目などはおとなしめになりましたが

その方が嬉しいです~
ニュイさんが心置きなくリピート出来るとまで仰るなら、私も俄然行きたくなりました

夕食無しのプランは今はやっていないようです。
探したのですが無かったです。残念。

白根館の話題が出ていて、私も久しぶりに行きたくなりました~。
じゅうべいさんも仰る通り、白根館のお料理は二泊しても身体の中がすっきりしていたように思います
椎茸フライ食べた~い


2015-03-05 02:12:57
ありゃ!こちらの記事に書き込んでしまった!
「断食あれこれ」の所に書いたつもりが
編集出来ないので、このままでごめんなさいです

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そうなんです。gooブログのコメント編集できなくて、ごめんんさい。

ということで、みみんさんのコメント、
せっかくなのでこちらにコピペしときました。byニュイ


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こんなプランがあるなんて~ (じゅうべい)
2015-03-04 22:43:34
こんばんは~
今の時代だからこそ体の中から健康にって事ネ~
私もかつて懐石料理に嫌気がさしていた頃に白根館に出会って考え方が180度変わったの
滞在中もそうだけど、ウチに帰ってきてからもお腹の中から綺麗になった感じがしたの~
お湯にもハマったけど、体が変わったっていう事でもハマってるの

「みずの」みたいに、これでもかって出される料理は申し訳ないけど半分以上は残してる・・・
先に「小食なので残してしまいますが許して下さい」と断ってるの~
昔、無理して食べて大失態した事があって
そんな迷惑をかけるくらいなら残した方がいいと思うようになったの┐('~`;)┌

自分のペースで食べて、堂々と残すのも有りだとネ~
食事でストレスを感じなくて済むし~

そうそう「みずの」で思い出したんだけど、「わかつき別邸」で仲居さんをされていた方が「みずの」のオーナーに引き抜かれてこられたのよ~
「わかつき別邸」の後に「海石榴」に行かれ、そして「みずの」に骨を埋めるつもりで来られたんだって~
もしかたらニュイさんの顔見知りの方かも~
ほ○なさんっていうんだけど~
ものすごく憎いくらいに気が効く方なの~
「人」でもってる「みずの」にはピッタリの方

あはははは~
余談でございました~
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みみさん♪ (ニュイ)
2015-03-03 13:24:01
みみんさん、こんにちは~!

コメントありがとうございます♪

ホント、食いっ気の「く」の字も無いホテルの紹介でごめんなさ~い。
まさか温泉旅行で断食することになるとは自分でも思ってなかったです。

どうなることやらと多少不安はありましたが、
空腹感に苦しめられることなく、充実した時間を過ごせました。
温泉とプチ断食は相性良し!と感じました。



子供の頃は病弱でしたが、25年程前に自然療法を実践するようになって、本当に病気しなくなりました。

でも断食を初めて実践したのは5年ほど前とわりと最近なんですよ~。
やはり断食=危険な気がしたので、なかなか実践する気になれず、事前の勉強に時間がかかりました。
念のため色々な本を読んで勉強してから臨みました。


普段はフレンチやイタリアンの外食も多いので、断食をきっかけに、
外食時以外は、なるべく内臓を休ませるように意識するようになりました。


ヨガやマクロビも最近は広く普及してきた感じがしますね。
私の友人にもマクロビの勉強をして、先生として独立した人がいます。
マクロビは独特の理論があって、難しそうです。
ヨガも興味はあるので、そのうちトライしてみたいですねえ。

みみんさんは、そのお友達のところでヨガを教わっているんですか?
朝ヨガをやっている旅館やホテルも最近ちらほら見かけますよね。
ヨガの経験があればそういうイベントにも参加できて楽しみが広がりそうです



ところで、ご主人は1日1食主義だったんですね
朝はみかんとコーヒーだけって、すごいです。
でも、内臓にとっては良い習慣になっているようですね

その分、夕食はみみんさんが全力投球でご馳走を作らなければならないのですね
確かに1日たった1回のお食事となれば、それに対する期待も、食材や料理する人へ感謝の気持ちも、半端ないものになりそうですね。「
食材に対する礼儀」...なるほど、深いです
全力でお料理するみみんさんに感謝ですね。



松坂屋さんといえば、どうしてもあのお湯に浸かりたくて、
昨年の11月に久々に、《お料理には期待せず...というかこれ以上絶望することはないだろうと》、
久々に再訪しました。
そしたら、板長が代わって、お料理も変わっていました。

前の板長の名前を忘れていたけど、明らかに料理の雰囲気や味も違うので、後で女将に聞きました。
見た目などはおとなしめになりましたが、私は今の新しい板長の料理の方が好きです。
これで心置きなくリピートできる♪と喜びました

夕食なしのプランもあるのですね
柔軟性があるのは、ますます嬉しいです
連泊するなら1日は夕食抜き、1日は夕食ありにしてもいいかも
教えていただいて感謝です



人類の歴史を見ると、圧倒的に飢餓との戦いの時間が長く、飽食の時代はつい最近のことなので、
人間の体は飢えにはある程度適応できるが、食べ過ぎには適応できず様々な疾患を生み出してしまうそうです。

「病気になったら好きなものを食べられなくなる。だから病気になる前に気をつけておく」
とホテルに置いてあるマクロビの本に書いてあって、なるほど~と感心しました。

確かに...ですね




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ニュイさん、こんばんは! (みみん)
2015-03-02 23:26:56
草津ホテルクアビオの宿泊記1~4と次のプチ断食の日記、じっくり拝見しました!
こういうホテルがあるんだ~!と興味深くて思わず見入ってしまいました
私には全く選択枠にない宿です。まだまだ食い気を抑えられません

ホテルの食事見た時『本当にこれだけで足りるの~?』と思いましたが、ニュイさんは20年以上も前からご自宅でも断食を実践されてきたのですね!
そこにも凄い!と思って唸ってしまいました

そんなニュイさんには、今回の草津のホテルは正にビンゴだったのですね

私も全くこの分野は素人なので、断食=ダイエットみたいな印象がありました(反省ですね)。
身体から余分なものを排出させて中から綺麗になるということだったのですね

私も周りにもヨガを教えていて自然菜食主義の友人がいますが、最近はそういう流れも強い世の中なので、これから色んなタイプの温泉宿が増えていって欲しいですね。

前に箱根の松坂屋本店に行きたいけど食事は食べたくないな~とプランを見ていたら、夕食無しプランがあったので、お!と思いましたが、食べ物の持ち込みは禁止とあって、これだと外に食べに行くしかないか、、、
タクシーで外に出るのも面倒だし、、、と諦めたことがあります。
まあ、宿もそれを解禁にしてしまうと色々と問題があるでしょうし難しいのでしょうね。

ところで、冒頭の排泄されるまでに18時間という内容。
うちの夫は毎日快便なのですけど(笑)、地味にこれをしていたのかな~と
18時間全く食べないわけではないのですが、内田百﨤が好きな夫は彼がしていた『一日一食主義』を長年やっているのです。

例えば休日の食事は起きたら蜜柑1個に珈琲。
夜の食事に集中するために他は全く食べません。
こんな感じですから、その夕食に対する思いは凄いです(笑)
なので作る側も大変
百﨤曰く『食材に対する礼儀』なんだそうです。

私は一食主義にすると余計に吸収して太りそうな気がするので、お腹が空いたら食べてしまうけど、一向に痩せません
年齢も年齢ですし、徐々に食べる量、飲む量を減らしていかないと、、、と思ったニュイさんの日記でした
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