(内容)
「この世界にアイは存在しません。」
入学式の翌日、数学教師は言った。
ひとりだけ、え、と声を出した。
ワイルド曽田アイ。
その言葉は、アイに衝撃を与え、彼女の胸に居座り続けることになる。
ある「奇跡」が起こるまではー。
「想うこと」で生まれる圧倒的な強さと優しさ
西加奈子の小説は前から読んでみたいと思ってた。
本屋大賞にノミネートされてたこともあり、図書館予約して初読み。
シリア生まれの養子の女の子の話。
とても繊細な心を持つアイと同じような気持ちにはなれないが、その気持ちは理解出来ないわけではない。
アイの成長、家族や友達との関係、心の変化などが描かれていて、かなり読みやすく面白い。
そんな中にもたくさんの作者なりのメッセージが込められてるように感じた。
読了後のスッキリ感も気持ち良かった。
明るい話ではないが、優しい話。
こういう小説は大好き。
西加奈子の小説、これからどんどん読んでいこう。
★★★★★
「この世界にアイは存在しません。」
入学式の翌日、数学教師は言った。
ひとりだけ、え、と声を出した。
ワイルド曽田アイ。
その言葉は、アイに衝撃を与え、彼女の胸に居座り続けることになる。
ある「奇跡」が起こるまではー。
「想うこと」で生まれる圧倒的な強さと優しさ
西加奈子の小説は前から読んでみたいと思ってた。
本屋大賞にノミネートされてたこともあり、図書館予約して初読み。
シリア生まれの養子の女の子の話。
とても繊細な心を持つアイと同じような気持ちにはなれないが、その気持ちは理解出来ないわけではない。
アイの成長、家族や友達との関係、心の変化などが描かれていて、かなり読みやすく面白い。
そんな中にもたくさんの作者なりのメッセージが込められてるように感じた。
読了後のスッキリ感も気持ち良かった。
明るい話ではないが、優しい話。
こういう小説は大好き。
西加奈子の小説、これからどんどん読んでいこう。
★★★★★