羊と鋼の森

(あらすじ)
ゆるされている。世界と調和している。
それがどんなに素晴らしいことか。
言葉で伝えきれないなら、音で表せるようになればいい。
ピアノの調律に魅せられた一人の青年。
彼が調律師として、人として成長する姿を温かく静謐な筆致で綴った、祝福に満ちた長編小説。

昔から美術と音楽は嫌いやった。

小中学生時代はなんでこんなもん学ばなアカンねんっ！って思ってた。

もちろん成績も悪かった。

その頃の思いは今でも身体に染み付いてる。

「本屋大賞」受賞作やからと期待して読んだけど、やっぱりそう簡単には拒否反応は治らない。

コレは原田マハの「楽園のカンヴァス」を読んだ時も同じことを思った。

俺の中の本屋大賞は「君の膵臓がたべたい」の方に捧げたい。



★★★☆☆

サッカー観戦

年一回、京都までサッカーを観に行ってる。

わざわざ京都まで2時間弱もかけてサッカーを観に行く理由は…

会社が冠スポンサーをする試合やから。

今年はFC横浜戦ということで、カズが出るのを期待したけど、カズの出番はなかった…



試合の方は1-0で勝った。

でも、別に応援してる訳じゃないから、喜びも半分。

時より雨が降ったりと天気はイマイチやったけど、例年この時期はめちゃくちゃ晴れて、めちゃくちゃ焼けるから、それよりはマシかも？

行ったら行ったで楽しいけど、ちょっと遠すぎるわ…

最後の証人

(あらすじ)
元検察官の佐方貞人は、刑事事件を専門に扱うやり手弁護士だ。
そんな佐方の許に、かつて在籍した地検の所在地で起きた殺人事件の弁護依頼が舞い込む。
高層ホテルの一室で起きた刺殺事件。物的証拠、状況証拠ともに、依頼人が犯人であることを示していた。
男女間の愛憎のもつれが引き起こした悲劇。世間やマスコミの誰もが、依頼人に勝ち目はないと見ていた。
しかし佐方の、本筋を見抜くプロの勘は、これは単純な事件ではないと告げていた。
敗戦必至の弁護を引き受けた佐方に、果たして勝算はあるのか。
やがて裁判は、誰もが予想しなかった驚くべき展開をみせる…。

まるで逆転裁判を見てるみたいな感覚やった。

ジャンルは法廷ミステリー。

まさかミスリードが散りばめられてるは思わなかった。

この展開にはビックリして、思わず戻って読み返してしまった。

内容的には重い話やったけど、エピローグは案外スッキリとした気持ちになった。

展開もわかりやすく、読みやすくて、一気に読了。

おっとりした佐方のキャラがもう少し面白く描かれてたら、もっと面白いと思った。



★★★★☆

奥さん倒れる

昨日の朝、奥さんが倒れた。

俺がちょうどゴミ出しに行って戻って来た時、朝食の用意をしてるはずだった奥さんがいない。

ヤカンに火をかけたままやったから、キッチンに行ってみると、奥さんがキッチンの床に倒れてた。

貧血で倒れたらしい。

暫くして動けるようになったから、ベットで寝かせた。

ここ所、ベビーが寝てる時、暑くないかが心配で寝不足やったみたい…

心配症な性格なので、俺も気をつけてたけど、気づいてあげることが出来なかった。

昨日は11時頃までベビーの世話を俺がして、寝かせてあげた。

少しは元気を取り戻したみたい。

無理はさせられない。

これからはもっと、奥さんがゆっくりと休める時間を作ってあげよう。

4ヶ月検診 その2

4ヶ月検診のことで書き忘れたことがあったので、続き。

同じ時間帯で検診を受けたベビーは15人くらいやったらしい。

広いマットの上で、ベビーたちは寝かされたり、うつ伏せの練習をさせらりたりしたらしい。

でも、我が家のベビーはすでに寝返りは完璧にこなしてるし、うつ伏せも全然平気。

周囲のベビーが泣いたり、グズグズしてたりするのに、我が家のベビーは嬉しそうに寝返りしたり、うつ伏せ姿でキョロキョロしてたりしてたらしい。

さすが、マイベビー！

同じ誕生日の男の子がいてたらしい。

じっと顔を見てたらしい。

運命の出会いか？

まだまだ人にやる訳にはいかないっ！

これも親バカ(笑)

4ヶ月検診

昨日、ベビーの4ヶ月検診やった。

順調に育ってる我が家のベビー。

心配はしていないつもりやったけど、検診で何か言われないかが心配やった。

それは奥さんも同じ気持ちやったと思う。

検診の結果は

特に問題なく、順調に育ってるらしい。

身長は63.7cm、体重は6570gとほぼ平均でやや大きいくらい。

その割に顔が小さいらしく、小顔らしい。

女の子は小顔の方がいい！

検診の間も泣いたりせず、良い子で過ごしたらしい。

いっぱい褒めてあげたかったけど、昨夜は検診疲れのせいか、俺が帰るまでにはもう寝てた。

週末にいっぱい褒めてあげよう。

ようこそ、わが家へ

(あらすじ)
真面目なだけが取り柄の会社員・倉田太一は、ある夏の日、駅のホームで割り込み男を注意した。
すると、その日から倉田家に対する嫌がらせが相次ぐようになる。花壇は踏み荒らされ、
郵便ポストには瀕死のネコが投げ込まれた。
さらに、車は傷つけられ、部屋からは盗聴器まで見つかった。執拗に続く攻撃から穏やかな日常を取り戻すべく、一家はストーカーとの対決を決意する。
一方、出向先のナカノ電子部品でも、倉田は営業部長に不正の疑惑を抱いたことから窮地へと追い込まれていく。

最も好きな作家、池井戸潤の作品。

池井戸潤の作品は少しずつでも全部読んでみたいと思ってる。

今回は「半沢直樹シリーズ」や「下町ロケット」などが銀行や企業の内部が中心に描かれていたのとは異なり、家庭の中や日常で起こったことがメインで描かれている。

ドラマ化されてたらしいが、ドラマは見ていない。

ミステリー要素が強く、面白くどんどん読み進めて行けた。

その分、池井戸潤得意の勧善懲悪に正義が戦って打ちのめすという、スッキリ感は少なかった。



★★★★☆

13階段

(あらすじ)
ある冤罪事件の調査協力を弁護士から依頼される、刑務官・南郷（山崎努）と傷害致死で服役した元受刑者の純一（反町隆史）。
容疑を晴らすために、残された時間は３ヶ月。
報酬は一人1000万円。純一は自分が起こした事件のために、傾き掛けた一家の会社の為にと引き受ける。
この冤罪調査を通じて、お互いの再生の方向を見いだして模索する。
そんな時ある調査対象者から被害者に関わる、事件の糸口がみつかる。それは.......

ゴールデンウィークに借りたDVD。

観たことを忘れるくらい、つまらなかった…

反町隆史が主演ということで怪しい気はしてたけど、小説がめちゃくちゃ良かったので、一度観ておこうと思って、レンタルした。

反町隆史のセリフはあんまりない、しかも、存在感もない。

元受刑者でありながら、冤罪事件の真実を追求する役なんやけど、苦悩する気持ちなどが全くといっていいほど表現出来てない。

コレじゃあ誰がやっても同じ。

山崎努がいい味出してただけに残念…

原作はいいのになあーという典型的なパターンやった。



★★☆☆☆

我が家の最近の晩酌事情

夏が近づいて来るにつれて飲みたくなるのがビール

奥さんが妊娠するまで、我が家は基本毎日晩酌してた。

土日なんかはたまに昼からビールとおつまみでマッタリ一日を過ごすこともあった。

ところが、奥さんが妊娠してからはお酒が飲めない奥さんの為に俺も晩酌回数を週二回に減らした。

ベビーが生まれても母乳で育ててるから、奥さんはアルコールが飲めない。

里帰り中は毎晩飲んでたから、我慢するのが、辛かった…

ところが！救世主現る！

それがコレ！



色んなノンアルコールビールを奥さんは試してたけど、どれもイマイチやったみたい。

ところがこの救世主は見事に奥さんのストライクゾーン。

コイツのおかげで毎晩晩酌出来るようになった。

ありがとうアサヒ飲料。

会社でブチ切れ

先日、会社でブチ切れた。

相手は一つ上の先輩。

4月中に終えてなければいけない仕事が全然終わってなかった。

そのことに対しては一度目をつぶった。

そして、「期限を二週間延長する」「出来ない時は早めに出来ない旨を報告すること」この二つをミーティングの場で言った。

延長した期限が先々週の週末やった。

何の報告もなかったので、出来てると思ってた。

全然出来ないボリュームの仕事でもなかった。

なので、安心してた。

先週になって、他部門の人から出来てないことの報告を受けた。

調べてみると、全然出来てない…

もう入社25年以上で、50歳目前の人がこんなことも出来ないことにガックリ…

若い20代、30代の部下達が頑張ってる姿を知ってただけに、何とかケジメをつけなければいけない。

みんなの前で先輩に対して注意をした。

すると、先輩は出来なかった理由をべらべらと話し出す。

話を聞いてるうちにブチッとキレて

「出来へんかった理由を聞きたいんちゃうねん！出来へんねんやったら、何で早く言いに来うへんねん！どういうスケジュール管理してんねん！新入社員でも出来ることやで！」

などと一気にまくし立てた。

その日は腹の虫がおさまらず、一日中イライラして、仕事が手につかへんかった。

時には怒ることも必要だと思う。

特に一生懸命じゃない人には。

俺は一生懸命頑張るよ。