(内容)
7年前、旭ヶ丘の中学校で起きた、クラスメイト9人の無差別毒殺事件。結婚を機にその地に越してきた私は、妻の連れ子である14歳の晴彦との距離をつかみかねていた。前の学校でひどいいじめに遭っていた晴彦は、毒殺事件の犯人・上田祐太郎と面影が似ているらしい。この夏、上田は社会に復帰し、ひそかに噂が流れるー世界の終わりを見せるために、ウエダサマが降臨した。やがて旭ヶ丘に相次ぐ、不審者情報、飼い犬の変死、学校への脅迫状。一方、晴彦は「友だちができたんだ」と笑う。信じたい。けれど、確かめるのが怖い。そして再び、「事件」は起きた…。
重松清の作品は何作品か読んでるがミステリーものは初めて。
あらすじを読んで面白そうだったので読んでみた。
前半から中盤までは心理サスペンス風でなかなか面白く、後半に向けてスゴい期待感を持ちながら読み進めることが出来た。
しかし、第二の事件あたりから雲行きが怪しくなり始めて、急に読みづらくなった。
簡単には理解し難い「洗脳」という分野に入り、その後「死」とう分野に移行していく。
ハッキリ言ってついていけなくなったし、気味が悪かった。
ラストは救われる形で終わったが、結局、何を伝えたかったのかが全くわからなかった。
中盤までがかなり良かっただけに勿体ないと感じでしまった。
★★★☆☆
7年前、旭ヶ丘の中学校で起きた、クラスメイト9人の無差別毒殺事件。結婚を機にその地に越してきた私は、妻の連れ子である14歳の晴彦との距離をつかみかねていた。前の学校でひどいいじめに遭っていた晴彦は、毒殺事件の犯人・上田祐太郎と面影が似ているらしい。この夏、上田は社会に復帰し、ひそかに噂が流れるー世界の終わりを見せるために、ウエダサマが降臨した。やがて旭ヶ丘に相次ぐ、不審者情報、飼い犬の変死、学校への脅迫状。一方、晴彦は「友だちができたんだ」と笑う。信じたい。けれど、確かめるのが怖い。そして再び、「事件」は起きた…。
重松清の作品は何作品か読んでるがミステリーものは初めて。
あらすじを読んで面白そうだったので読んでみた。
前半から中盤までは心理サスペンス風でなかなか面白く、後半に向けてスゴい期待感を持ちながら読み進めることが出来た。
しかし、第二の事件あたりから雲行きが怪しくなり始めて、急に読みづらくなった。
簡単には理解し難い「洗脳」という分野に入り、その後「死」とう分野に移行していく。
ハッキリ言ってついていけなくなったし、気味が悪かった。
ラストは救われる形で終わったが、結局、何を伝えたかったのかが全くわからなかった。
中盤までがかなり良かっただけに勿体ないと感じでしまった。
★★★☆☆