(内容)
いじめから、ひきこもりとなった二十四歳の麻生人生。頼りだった母が突然いなくなった。残されていたのは、年賀状の束。その中に一枚だけ記憶にある名前があった。「もう一度会えますように。私の命が、あるうちに」マーサばあちゃんから?人生は四年ぶりに外へ!祖母のいる蓼科へ向かうと、予想を覆す状況が待っていたー。人の温もりにふれ、米づくりから、大きく人生が変わっていく。
久しぶりの原田マハ作品にやられてしまった。
読んでいる途中で何度もうるうるして涙腺がヤバかった。
電車の車内やったから我慢出来たが、家やったら多分あかんかった。
それぐらい良かったし、感動した。
主人公の人生含めた全ての人間がいい人であり、「カッコいい大人」。
そんな「カッコいい大人」になっていく人生とつぼみ。
お米の大切さもわかったし、多くのことを学べた作品だった。
子供に是非読ませたいと思う作品だった。
年末前に今年一番の本に出会えたかも?
映像化も出来そうな作品だが、見てみたいような見たくないような複雑な感じ。
★★★★★