(内容)
一度死んだ村に、人を呼び戻す。それが「甦り課」の使命だ。人当たりがよく、さばけた新人、観山遊香。出世が望み。公務員らしい公務員、万願寺邦和。とにかく定時に退社。やる気の薄い課長、西野秀嗣。日々舞い込んでくる移住者たちのトラブルを、最終的に解決するのはいつもー。徐々に明らかになる、限界集落の「現実」!そして静かに待ち受ける「衝撃」。これこそ、本当に読みたかった連作短篇集だ。
一度死んだ村に、人を呼び戻す。それが「甦り課」の使命だ。人当たりがよく、さばけた新人、観山遊香。出世が望み。公務員らしい公務員、万願寺邦和。とにかく定時に退社。やる気の薄い課長、西野秀嗣。日々舞い込んでくる移住者たちのトラブルを、最終的に解決するのはいつもー。徐々に明らかになる、限界集落の「現実」!そして静かに待ち受ける「衝撃」。これこそ、本当に読みたかった連作短篇集だ。
米澤穂信の最新刊。
タイトルからして「Xの悲劇」や「Wの悲劇」みたいに殺人事件が起きて…みたいな展開だと思っていたが、連作短編集であり、殺人は全く起こらなかった。
この時点でかなり肩透かし感を感じてしまい読み進めるのが辛くなってしまった。
「I」は「Iターン」を意味している。
面白くないわけではないが、個人的に好みではない。
なんとなく個人的には合わない作家の一人だと思っていて、今回も合わなかった。
やはり相性というものは大事だ。
★★★☆☆