Around 50 人生はアドベンチャー!

40代半ばにして再婚
妊活のおかげでベビーを授かりました。
ベビーのこと・日常・野球・読書など気まぐれで綴ります。

雪煙チェイス

2017-12-31 09:31:45 | 読書
(内容)
殺人の容疑をかけられた大学生の脇坂竜実。
彼のアリバイを証明できる唯一の人物ー正体不明の美人スノーボーダーを捜しに、竜実は日本屈指のスキー場に向かった。
それを追うのは「本庁より先に捕らえろ」と命じられた所轄の刑事・小杉。村の人々も巻き込み、広大なゲレンデを舞台に予測不能のチェイスが始まる!
どんでん返し連続の痛快ノンストップ・サスペンス。


今年最後の一冊。

今年読んだ本はこれで99冊。

惜しくも100冊に到達しなかったけど、仕事が忙しい中、よく頑張って読めたと思う。

ゲレンデシリーズは本作が初めて。

季節感はバッチリやと思う。

舞台となってる里沢温泉スキー場はきっと野沢温泉スキー場やと思う。

俺も昔、スキーやってたし、野沢温泉に滑りに行ったことがあったからなんか懐かしかった。

小説としては面白いし、スラスラと読めてしまう。

その分、ハラハラドキドキ感はあんまりなく、なんとなく印象に残らない。

展開もなんとなく読めてしまったのも残念。

でも、スキーに行ってみたくなった気持ちを思い起こしてくれた。

来年の冬には行けるかな?



★★★☆☆

今年読んだ本 ベスト20

2017-12-30 12:56:17 | 読書
今年、今日までに読んだ本は98冊。

あと2冊で100冊になるけど、明日仙台へ移動するので、100冊は諦めた。

それでも、去年が103冊やから、仕事が忙しい中、頑張って読めたと思う。

来年も目標はとりあえず100冊にしておこうと思う。

そんな中、今年読んだ本の個人的ベスト20をあげたいと思う。


20位 シー・ラブズ・ユー 東京バンドワゴン(小路幸也)
19位 空飛ぶ広報室(有川浩)
18位 祈りの幕が下りる時(東野圭吾)
17位 マリアビートル(伊坂幸太郎)
16位 七つの会議(池井戸潤)

15位 夏は終わらない 雲は湧き、光あふれて(須賀しのぶ)
14位 i (西加奈子)
13位 孤狼の血(柚月裕子)
12位 青の炎(貴志祐介)
11位 まほろ駅前狂騒曲(三浦しをん)

10位 ラットマン(道尾秀介)
9位 秘密(東野圭吾)
8位 砂漠(伊坂幸太郎)
7位 AX アックス(伊坂幸太郎)
6位 本日は、お日柄もよく(原田マハ)

5位 神去なあなあ日常(三浦しをん)
4位 桜風堂ものがたり(村山早紀)
3位 かがみの孤城(辻村深月)
2位 また、桜の国で(須賀しのぶ)
1位 アキラとあきら(池井戸潤)


昨年に続いて池井戸作品がトップやった。

個人的にはダントツでトップやった。

2位以下は接戦やったけど衝撃度で順位をつけた。

今年ハマった須賀しのぶは2作品がランクイン。

2位から6位までが女性作家なのは偶然。

伊坂幸太郎や東野圭吾の有名どころも上位にランクインした。

今年もいい作品に出会えた。

来年はもっと幅広く読書を楽しんでいきたいと思う。

銀行総務特命

2017-12-29 21:27:24 | 読書
(内容)
帝都銀行で唯一、行内の不祥事処理を任された指宿修平。
顧客名簿流出、現役行員のAV出演疑惑、幹部の裏金づくり…
スキャンダルに事欠かない伏魔殿を指宿は奔走する。
腐敗した組織が、ある罠を用意しているとも知らずにー
「総務特命担当者」の運命はいかに!?
意外な仕掛けに唸らされる傑作ミステリー。


池井戸潤作品は本作で17作目。

完全制覇に最も近いと思う。

それくらい好きやし面白い。

本作は8編からなる銀行ミステリー短編集。

ミステリーは好きやけど、池井戸作品の筋とはちょっと違うなあーというのが正直な感想。

主人公の指宿修平の人物像もなんとなく不明確な感じを受けてしまった。

各短編の結末が濁されていて、読者の想像に委ねられる感じはどちらかというと好きじゃない。

面白かったけど、なんとなくモヤモヤ感や違和感が残る感じでスッキリしない。

大好きな池井戸潤作品やから、少し厳し目になってしまうのかもしれない。



★★★☆☆

祈りの幕が下りる時

2017-12-26 06:15:25 | 読書
(内容)
明治座に幼馴染みの演出家を訪ねた女性が遺体で発見された。
捜査を担当する松宮は近くで発見された焼死体との関連を疑い、その遺品に日本橋を囲む12の橋の名が書き込まれていることに加賀恭一郎は激しく動揺する。
それは孤独死した彼の母に繋がっていた。
シリーズ最大の謎が決着する。吉川英治文学賞受賞作。


久しぶりに加賀恭一郎シリーズの長編を読んだ。

なんとか映画公開前に読んでおきたかった。

2組の親子の切ない物語が描かれているが、その一つが加賀恭一郎自身だった。

いつもながら点と点を結ぶ洞察力、推理力の鋭さが光る。

パズルのピース一つずつ埋めていくような展開は読んでてわかりやすいし、面白い。

色んな事件を色んな角度から解き明かしていく短編もいいけど、やっぱり長編の方が読み応えがある。

切ない話やったけど、読了後はそれほどまでに重くならなかった。

映画も見てみたいなあ。



★★★★☆

光のページェント

2017-12-24 19:05:41 | 日記
クリスマスイブの今日、奥さんと娘と3人で光のページェントを見て来た。





飛行機の時間が微妙やったから、駆け足やったけど、興奮してる娘の姿を見て、めちゃくちゃ嬉しかった。

仙台駅で奥さんと娘とお別れ。

最後は泣きそうになった…

一週間後にまた会えるから、しばらくの我慢。