(内容)
「これは貸しだからな」。謎の言葉を残して、債権回収担当の銀行員・坂本が死んだ。死因はアレルギー性ショック。彼の妻・曜子は、かつて伊木の恋人だった…。坂本のため、曜子のため、そして何かを失いかけている自分のため、伊木はただ一人、銀行の暗闇に立ち向かう!第四四回江戸川乱歩賞受賞作。
今最も好きな作家 池井戸潤のデビュー作。
最近の作品のような勧善懲悪に立ち向かうエンタメ系ではなく、ミステリー色の強い作品である。
それでも舞台は銀行であり、池井戸潤らしさは出ている。
主人公の伊木が後の半沢直樹や佃航平たちと比べると印象が薄くあんまり残らない。
殺人まで起こすことに対する動機がイマイチ納得出来ない。
サクサクと読めたが、ややインパクト不足。
あとタイトルもピンと来ない。
池井戸潤作品制覇も残り6作。
初期の頃の作品が多いからミステリー色の強い作品が多いのかも?
★★★☆☆
「これは貸しだからな」。謎の言葉を残して、債権回収担当の銀行員・坂本が死んだ。死因はアレルギー性ショック。彼の妻・曜子は、かつて伊木の恋人だった…。坂本のため、曜子のため、そして何かを失いかけている自分のため、伊木はただ一人、銀行の暗闇に立ち向かう!第四四回江戸川乱歩賞受賞作。
今最も好きな作家 池井戸潤のデビュー作。
最近の作品のような勧善懲悪に立ち向かうエンタメ系ではなく、ミステリー色の強い作品である。
それでも舞台は銀行であり、池井戸潤らしさは出ている。
主人公の伊木が後の半沢直樹や佃航平たちと比べると印象が薄くあんまり残らない。
殺人まで起こすことに対する動機がイマイチ納得出来ない。
サクサクと読めたが、ややインパクト不足。
あとタイトルもピンと来ない。
池井戸潤作品制覇も残り6作。
初期の頃の作品が多いからミステリー色の強い作品が多いのかも?
★★★☆☆