(内容)
所轄署から田舎の駐在所に異動となった日岡秀一は、穏やかな毎日に虚しさを感じていた。
そんななか、懇意のヤクザから建設会社の社長だと紹介された男が、敵対する組長を暗殺して指名手配中の国光寛郎だと確信する。
彼の身柄を拘束すれば、刑事として現場に戻れるかもしれない。
日岡が目論むなか、国光は自分が手配犯であることを認め「もう少し時間がほしい」と直訴した。
男気あふれる国光と接するにつれて、日岡のなかに思いもよらない考えが浮かんでいく…。
警察VSヤクザの意地と誇りを賭けた、狂熱の物語。
日本推理作家協会賞『孤狼の血』シリーズ最新刊!
完全に柚月裕子にハマってしまった。
少し前に読んだ「盤上の向日葵」は今のところ今年読んだNo. 1だと思う。
映画化された「孤狼の血」も去年のベストの上位に位置している。
「孤狼の血」の続編の本作もかなり良かった。
まず驚かされるのが、女性作家が書いたとは思えない内容。
そして、「仁義なき戦い」の流れをくむ広島弁。
暴力団の抗争の話やけど、血生臭部分は軽く扱われてて、グロさなどはあんまり感じない。
その一方、仁義、血といった人と人の繋がりの部分が詳細に描かれている。
単なる暴力団抗争の小説ではなく、人にとって何が大事かを教えてくれる。
まだまだ読んでいない作品も多いので、完読目指して頑張って行こうと思った。
★★★★★
所轄署から田舎の駐在所に異動となった日岡秀一は、穏やかな毎日に虚しさを感じていた。
そんななか、懇意のヤクザから建設会社の社長だと紹介された男が、敵対する組長を暗殺して指名手配中の国光寛郎だと確信する。
彼の身柄を拘束すれば、刑事として現場に戻れるかもしれない。
日岡が目論むなか、国光は自分が手配犯であることを認め「もう少し時間がほしい」と直訴した。
男気あふれる国光と接するにつれて、日岡のなかに思いもよらない考えが浮かんでいく…。
警察VSヤクザの意地と誇りを賭けた、狂熱の物語。
日本推理作家協会賞『孤狼の血』シリーズ最新刊!
完全に柚月裕子にハマってしまった。
少し前に読んだ「盤上の向日葵」は今のところ今年読んだNo. 1だと思う。
映画化された「孤狼の血」も去年のベストの上位に位置している。
「孤狼の血」の続編の本作もかなり良かった。
まず驚かされるのが、女性作家が書いたとは思えない内容。
そして、「仁義なき戦い」の流れをくむ広島弁。
暴力団の抗争の話やけど、血生臭部分は軽く扱われてて、グロさなどはあんまり感じない。
その一方、仁義、血といった人と人の繋がりの部分が詳細に描かれている。
単なる暴力団抗争の小説ではなく、人にとって何が大事かを教えてくれる。
まだまだ読んでいない作品も多いので、完読目指して頑張って行こうと思った。
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