(内容)
彼女と会ったとき、誰かに似ていると思った。
何のことはない。その顔は、幼い頃の私と同じ顔なのだ。
生徒に対して距離をとって接する私が、彼女にだけ近づいたのは自然な流れだったー。
夜の海辺で、恋人と過ごした日日を回想する私。
だがその裏には、これまで見えていなかった真実が息を潜めていた。(「眠りの海」)
「このミステリーがすごい!2000年版」第10位!
透明感溢れる哀切と驚きにみちた、デビュー短編集。
前から気になってた、初読みの作家。
なんとなく俺に合いそうな予感が…
ブックオフのセールで購入したのを、ずっと積読してて、ようやくタイミングがあって読むことが出来た。
死をテーマにした5編からなる短編集。
どの作品も設定がなかなか面白くて、内容も読みやすい。
その中でも、「瑠璃」が俺は気に入った。
特に天真爛漫な「ルコ」に惹かれた。
思ってた通りに俺に合う感じやった。
他の作品もこれから読んで行きたいと思う。
ちなみに、このミスにランクインしたらしいけど、ミステリーを期待した人にとっては期待外れに終わるかも?
★★★★☆
彼女と会ったとき、誰かに似ていると思った。
何のことはない。その顔は、幼い頃の私と同じ顔なのだ。
生徒に対して距離をとって接する私が、彼女にだけ近づいたのは自然な流れだったー。
夜の海辺で、恋人と過ごした日日を回想する私。
だがその裏には、これまで見えていなかった真実が息を潜めていた。(「眠りの海」)
「このミステリーがすごい!2000年版」第10位!
透明感溢れる哀切と驚きにみちた、デビュー短編集。
前から気になってた、初読みの作家。
なんとなく俺に合いそうな予感が…
ブックオフのセールで購入したのを、ずっと積読してて、ようやくタイミングがあって読むことが出来た。
死をテーマにした5編からなる短編集。
どの作品も設定がなかなか面白くて、内容も読みやすい。
その中でも、「瑠璃」が俺は気に入った。
特に天真爛漫な「ルコ」に惹かれた。
思ってた通りに俺に合う感じやった。
他の作品もこれから読んで行きたいと思う。
ちなみに、このミスにランクインしたらしいけど、ミステリーを期待した人にとっては期待外れに終わるかも?
★★★★☆