(内容)
明治座に幼馴染みの演出家を訪ねた女性が遺体で発見された。
捜査を担当する松宮は近くで発見された焼死体との関連を疑い、その遺品に日本橋を囲む12の橋の名が書き込まれていることに加賀恭一郎は激しく動揺する。
それは孤独死した彼の母に繋がっていた。
シリーズ最大の謎が決着する。吉川英治文学賞受賞作。
久しぶりに加賀恭一郎シリーズの長編を読んだ。
なんとか映画公開前に読んでおきたかった。
2組の親子の切ない物語が描かれているが、その一つが加賀恭一郎自身だった。
いつもながら点と点を結ぶ洞察力、推理力の鋭さが光る。
パズルのピース一つずつ埋めていくような展開は読んでてわかりやすいし、面白い。
色んな事件を色んな角度から解き明かしていく短編もいいけど、やっぱり長編の方が読み応えがある。
切ない話やったけど、読了後はそれほどまでに重くならなかった。
映画も見てみたいなあ。
★★★★☆
明治座に幼馴染みの演出家を訪ねた女性が遺体で発見された。
捜査を担当する松宮は近くで発見された焼死体との関連を疑い、その遺品に日本橋を囲む12の橋の名が書き込まれていることに加賀恭一郎は激しく動揺する。
それは孤独死した彼の母に繋がっていた。
シリーズ最大の謎が決着する。吉川英治文学賞受賞作。
久しぶりに加賀恭一郎シリーズの長編を読んだ。
なんとか映画公開前に読んでおきたかった。
2組の親子の切ない物語が描かれているが、その一つが加賀恭一郎自身だった。
いつもながら点と点を結ぶ洞察力、推理力の鋭さが光る。
パズルのピース一つずつ埋めていくような展開は読んでてわかりやすいし、面白い。
色んな事件を色んな角度から解き明かしていく短編もいいけど、やっぱり長編の方が読み応えがある。
切ない話やったけど、読了後はそれほどまでに重くならなかった。
映画も見てみたいなあ。
★★★★☆