(内容)
終戦直後の東京。華族の娘、咲智子は父親からある文書が入った“箱”を託される。
それを狙う敵から彼女の窮地を救ったのは、堀田勘一という青年だった。
古本屋「東京バンドワゴン」を営む堀田家で、咲智子はひと癖もふた癖もある仲間たちと出会い、敵に連れ去られた両親の行方と“箱”の謎を探るため奮闘する。
いつも皆を温かく見守るおばあちゃん・サチの娘時代を描く人気シリーズ感動の番外編。
昨年からハマってる「東京バンドワゴン」シリーズの第4弾。
ハッピーエンドで終わるのはわかってるので安心して読めるが、登場人物がみんな優しくて、気分良くなれるのがこのシリーズのいいところ。
今回は少し趣向を変えて、いつも語っているサチさんが堀田家に嫁ぐことになった事件のことが過去に遡って描かれている。
番外編ということやけど、全てがちゃんと繋がってて、めちゃくちゃ興味深く読むことが出来た。
少し出来過ぎな部分もあるけど、それは小説ということで…
読了後のホッコリ感が堪らなく気持ちいい作品。
まだまだ続くこのシリーズ、これからも楽しみ。

★★★★☆
終戦直後の東京。華族の娘、咲智子は父親からある文書が入った“箱”を託される。
それを狙う敵から彼女の窮地を救ったのは、堀田勘一という青年だった。
古本屋「東京バンドワゴン」を営む堀田家で、咲智子はひと癖もふた癖もある仲間たちと出会い、敵に連れ去られた両親の行方と“箱”の謎を探るため奮闘する。
いつも皆を温かく見守るおばあちゃん・サチの娘時代を描く人気シリーズ感動の番外編。
昨年からハマってる「東京バンドワゴン」シリーズの第4弾。
ハッピーエンドで終わるのはわかってるので安心して読めるが、登場人物がみんな優しくて、気分良くなれるのがこのシリーズのいいところ。
今回は少し趣向を変えて、いつも語っているサチさんが堀田家に嫁ぐことになった事件のことが過去に遡って描かれている。
番外編ということやけど、全てがちゃんと繋がってて、めちゃくちゃ興味深く読むことが出来た。
少し出来過ぎな部分もあるけど、それは小説ということで…
読了後のホッコリ感が堪らなく気持ちいい作品。
まだまだ続くこのシリーズ、これからも楽しみ。

★★★★☆