(内容)
町営の診療所しかない都下の離れ小島に赴任することになった、トンデモ精神科医の伊良部。
そこは住民の勢力を二分する町長選挙の真っ最中で、なんとか伊良部を自陣営に取り込もうとする住民たちの攻勢に、さすがの伊良部も圧倒されて…
なんと引きこもりに!?
泣く子も黙る伊良部の暴走が止まらない、絶好調シリーズ第3弾。
初めて奥田英朗の作品を読んだのは「伊良部シリーズ」やったことを思い出した。
その後、色んな作品を読んだけど、バラエティーに富んでいて、スゴい才能を感じる作家の一人である。
今回もちゃっかり笑わせてもらったけど、ちゃんと訴えたい中身もあって、改めてスゴさを感じた。
「オーナー」と「アンポンマン」の主人公は明らかにモデルが目に浮かぶし、激昂司会者も想像が出来た。
短編で読みやすくて面白い。
一番好きやったのは「町長選挙」かな?
2005年以降、伊良部シリーズは発刊されてない…
このシリーズの続編はもう無いみたいやけど、読んでみたいなあー。

★★★★☆
町営の診療所しかない都下の離れ小島に赴任することになった、トンデモ精神科医の伊良部。
そこは住民の勢力を二分する町長選挙の真っ最中で、なんとか伊良部を自陣営に取り込もうとする住民たちの攻勢に、さすがの伊良部も圧倒されて…
なんと引きこもりに!?
泣く子も黙る伊良部の暴走が止まらない、絶好調シリーズ第3弾。
初めて奥田英朗の作品を読んだのは「伊良部シリーズ」やったことを思い出した。
その後、色んな作品を読んだけど、バラエティーに富んでいて、スゴい才能を感じる作家の一人である。
今回もちゃっかり笑わせてもらったけど、ちゃんと訴えたい中身もあって、改めてスゴさを感じた。
「オーナー」と「アンポンマン」の主人公は明らかにモデルが目に浮かぶし、激昂司会者も想像が出来た。
短編で読みやすくて面白い。
一番好きやったのは「町長選挙」かな?
2005年以降、伊良部シリーズは発刊されてない…
このシリーズの続編はもう無いみたいやけど、読んでみたいなあー。

★★★★☆