(内容)
優莉結衣は平成最大のテロ事件を起こし死刑となった男の次女。彼女が通う武蔵小杉高校を総理大臣が訪問することになった。だが、突如武装勢力が侵入。総理が人質にとられそうになる。結衣は幼い頃から身につけた化学や銃器の知識を使い、次々と襲ってくる武装勢力に対抗するが…。武装勢力の真の要求は?そして事件の裏に潜む驚愕の真実とは?日本という国家の「闇」を暴き出すバイオレンス文学!
優莉結衣は平成最大のテロ事件を起こし死刑となった男の次女。彼女が通う武蔵小杉高校を総理大臣が訪問することになった。だが、突如武装勢力が侵入。総理が人質にとられそうになる。結衣は幼い頃から身につけた化学や銃器の知識を使い、次々と襲ってくる武装勢力に対抗するが…。武装勢力の真の要求は?そして事件の裏に潜む驚愕の真実とは?日本という国家の「闇」を暴き出すバイオレンス文学!
松岡圭祐作品は2作目。
評判がよかったので前から読んでみたかった一冊。
かなり無理のある設定だが、面白いくてかなり引き込まれた。
主人公の少女が格好良すぎて、小説を読んでいるだけで惚れてしまう。
バイオレンスな作品だが、今の総理をモデルにした人物も登場したりして、少しユーモアも交えているあたりも興味深い。
随所に映画の話題も出て来るが、本作は是非とも映像化して欲しい。
続編が4まで刊行されているので、続編も読んでみたいと思う。
★★★★☆