Around 50 人生はアドベンチャー!

40代半ばにして再婚
妊活のおかげでベビーを授かりました。
ベビーのこと・日常・野球・読書など気まぐれで綴ります。

頭にきた!

2017-12-23 00:03:06 | 日記
もう土曜日になってもうたんか…

昨日(金曜日)早出して頑張ったのに、残業時間に無理難題を押し付けられた。

しかも、終わらないと帰ったらアカンって…

いくら上司でもそれはないやろっ!

明日の朝の飛行機で俺が仙台に行くことを知ってるくせに。

もうイヤ!

絶対に異動してやるっ!

労務にチクってやるっ!

うちの会社はこんなブラック企業です。

シャドウ

2017-12-20 07:37:04 | 読書
(内容)
人は、死んだらどうなるの?
-いなくなって、それだけなのー。
その会話から三年後、凰介の母は病死した。
父と二人だけの生活が始まって数日後、幼馴染みの母親が自殺したのを皮切りに、次々と不幸が…。
父とのささやかな幸せを願う小学五年生の少年が、苦悩の果てに辿り着いた驚愕の真実とは?
いま最も注目される俊英が放つ、巧緻に描かれた傑作。
本格ミステリ大賞受賞作。


完全制覇を目指してる道尾秀介作品。

少し前に読んだ「ラットマン」も良かったけど、この作品も良かった。

登場人物が少ない中で様々な疑念が沸き起こる。

色々と推理しながら、どんどん読み進むことが出来る。

全般的に暗い雰囲気で話が進むが、怖いというほどではない。

そして!終盤にはどんでん返しが待ってる。

これは俺が大好きな展開。

小学生2人の行動力と頭脳がちょっと現実離れしてる感じが、ちょっとマイナスポイントか…

でも、いい小説やったし、記憶に残る。



★★★★☆

クリスマスウィーク

2017-12-18 12:52:20 | 日記
クリスマスまで一週間。

今週末がクリスマスなので、今週はクリスマスウィーク。

奥さんと娘はお祖母ちゃんの葬儀やなんやかんやで、ようやく今日秋田から仙台に移動する。

俺はというと…

仕事でかなり精神的にやられながら一人でなんとか頑張ってる…

今週末は仙台に向かう。

クリスマスど真ん中じゃないけど、二日間一緒に過ごすことになる。

約二週間ぶりやけど、めちゃくちゃ待ち遠しい。

早く週末になって欲しいー。

舟を編む

2017-12-17 22:03:51 | 読書
(内容)
出版社の営業部員・馬締光也は、言葉への鋭いセンスを買われ、辞書編集部に引き抜かれた。
新しい辞書『大渡海』の完成に向け、彼と編集部の面々の長い長い旅が始まる。
定年間近のベテラン編集者。日本語研究に人生を捧げる老学者。
辞書作りに情熱を持ち始める同僚たち。
そして馬締がついに出会った運命の女性。
不器用な人々の思いが胸を打つ本屋大賞受賞作!


三浦しをん作品は「神去シリーズ」や「まほろシリーズ」などを読んで来たけど、なんとなく安心して読める。

本作品も今まで通りに安心して読むことが出来た作品やった。

辞書の編集という地味で長丁場な作業をコツコツこなす主人公の馬締。

俺には絶対に出来ないなあーと思いながら、主人公が真面目にコツコツとこなすその姿勢に尊敬の念すら抱いてしまう。

地味な作業の中に真面目過ぎて面白いキャラがピッタリでハマってしまう。

読みやすかったし、言葉の大切さについても理解を深めることが出来た。

15年という長い歳月をもっと引っ張った長編にしても良かったのでは?と思った。

それと、後半はもっと盛り上がってもええんちゃうか?と思った。



★★★★☆

2017-12-16 13:19:22 | 読書
(内容)
「レインマンが出没して、女のコの足首を切っちゃうんだ。
でもね、ミリエルをつけてると狙われないんだって」。
香水の新ブランドを売り出すため、渋谷でモニターの女子高生がスカウトされた。
口コミを利用し、噂を広めるのが狙いだった。
販売戦略どおり、噂は都市伝説化し、香水は大ヒットするが、やがて噂は現実となり、足首のない少女の遺体が発見された。
衝撃の結末を迎えるサイコ・サスペンス。


久しぶりの荻原浩作品。

前に読んだ「コールドゲーム」で始めてミステリー作品を読んで、めちゃくちゃ面白かったので、次に読むのはこの作品と決めていた。

とにかく怖くて鳥肌が立つ。

でも、次の展開が気になって、どんどん読む進む。

発刊されたのが、2001年。

当時の時代背景やとこういう恐ろしいことが現実になってもおかしくないと思う。

今では情報が早すぎて無理やと思う。

帯に「衝撃のラスト一行に瞑目!」とあるが、正にその通り。

期待通りの展開やった。

「十角館の殺人」と同じようなどんでん返し。

これは心に残るなあー。



★★★★☆

空飛ぶ広報室

2017-12-13 21:10:53 | 読書
(内容)
不慮の事故で夢を断たれた元・戦闘機パイロット・空井大祐。
異動した先、航空幕僚監部広報室で待ち受けていたのは、ミーハー室長の鷺坂、ベテラン広報官の比嘉をはじめ、ひと癖もふた癖もある先輩たちだった。
そして美人TVディレクターと出会い…。
ダ・ヴィンチの「ブック・オブ・ザ・イヤー2012」小説部門第1位のドラマティック長篇。


久しぶりの有川浩作品。

自衛隊の広報室という業務の内情が描かれていて、自衛隊の内部の様子がわかる。

なんとなく自衛隊って堅いイメージがあったけど、そこは明るく楽しく描かれていて、少し憧れすら感じてしまう。

感動する場面もいくつかあるけど、なんとなく文章を読むのに必死になってしまって、それほど感動出来なかった。

最終章の「あの日松島」は良かったけど、一章だけで終わらせてしまうのは勿体ない気がした。

読了後の感覚はいつもの有川浩作品を読み終えたスッキリ感で溢れてた。

満点まではいかないけど、好きな作品の一つにはなるかな。



★★★★☆

人形館の殺人

2017-12-12 15:20:15 | 読書
(内容)
父が飛龍想一に遺した京都の屋敷ー顔のないマネキン人形が邸内各所に佇む「人形館」。
街では残忍な通り魔殺人が続発し、想一自身にも姿なき脅迫者の影が迫る。
彼は旧友・島田潔に助けを求めるが、破局への秒読みはすでに始まっていた!?
シリーズ中、ひときわ異彩を放つ第四の「館」、新装改訂版でここに。


館シリーズ4作目。

このシリーズ、結構好きで間をあけながら読んでいる。

館ではシリーズで共通するのはハラハラドキドキ感があって、どんどん読み進めたくなる。

こういうスリルは俺は好きやけど、昨日みたいに寒い夜に読むと寒気がして、身体に良くないかも?

事前に色んな人のレビューなどで異質という情報を知ってしまっていた。

そのせいか、途中でなんとなくわかってしまった。

そして、なぜか既読感があった。

映画かドラマで同じような展開を見たのかもしれない。

プロローグが俺にとって残念やった。

館シリーズ、次も楽しみにしてる。



★★★☆☆

河内ラーメン 喜神

2017-12-12 08:28:34 | グルメ
先週の日曜日、カンカンモールまで散歩に行ったついでに、昼食にラーメンを食べた。

店に入る前からあんまり期待してなかったけど、やっぱりその通りやった。

注文してからラーメンが出て来るの早過ぎ…

フードコートにあるラーメン屋さんって感じやった。

美味しいラーメンが食べたいなあー。

終末のフール

2017-12-11 21:11:03 | 読書
(内容)
八年後に小惑星が衝突し、地球は滅亡する。
そう予告されてから五年が過ぎた頃。
当初は絶望からパニックに陥った世界も、いまや平穏な小康状態にある。
仙台北部の団地「ヒルズタウン」の住民たちも同様だった。
彼らは余命三年という時間の中で人生を見つめ直す。
家族の再生、新しい生命への希望、過去の恩讐。
はたして終末を前にした人間にとっての幸福とは?
今日を生きることの意味を知る物語。


完読を目指して読んでいる伊坂作品。

もう半分は過ぎたくらい読んでる。

本作品は8編からなる短編集。

テーマは地球滅亡まで残すとこ三年となった時、人は何を感じ、どう生きるか?

難しく重い内容は伊坂幸太郎っぽくない。

それでも、中に遊び心は散りばめられている。

各章のタイトルはハライチの漫才のように◯◯の◯ールというルールでつけられている。

若干無理矢理感もあるけど、伊坂幸太郎らしくて好き。

各短編が全体的に繋がってるのは繋がっているけど、いつもの伏線と回収というパターンはなく、あっけなく読み終わった感じ。

面白いのは面白いけど、伊坂幸太郎作品を知ってるものからしたら、少し不満。

もし、同じような場面に自分がなったら、どう考え、どう行動するかな?

一度ゆっくりと考えてみたい。



★★★☆☆