(内容)
暗い海に青く輝いた星のような光。
母と二人で暮らす幼い私の前に現れて世話を焼いてくれた“おっさん”が海に出現させた不思議な光。
そして今、私は彼の心の中にあった秘密を知る…
日本推理作家協会賞受賞作「海の星」他、島に生まれた人たちの島への愛と憎しみが生む謎を、名手が万感の思いを込めて描く。
ようやく今年1冊目。
作者の出身が因島ということで、故郷に想いを馳せて…なんて訳はなく、ところどころにイヤミス的な要素を入れるのが湊かなえらしい。
俺はどちらかといえば島というのに憧れを感じ、住んでみたいと思うけど、実際に住んでる人の思いは違うんやろうなあー。
義母の実家が秋田の山の中やけど、そっちの方もまだまだ封建的な世界が残ってるのを実感した。
まだまだ地方にはそういう考えが深く根付いてるんやなあーと改めて思い知らされた。
6篇からなる短編集。
一番良かったのは代表作ともなってる「海の星」。
相変わらずの読みやすさやけど、心に響く感じはない。
★★★☆☆
暗い海に青く輝いた星のような光。
母と二人で暮らす幼い私の前に現れて世話を焼いてくれた“おっさん”が海に出現させた不思議な光。
そして今、私は彼の心の中にあった秘密を知る…
日本推理作家協会賞受賞作「海の星」他、島に生まれた人たちの島への愛と憎しみが生む謎を、名手が万感の思いを込めて描く。
ようやく今年1冊目。
作者の出身が因島ということで、故郷に想いを馳せて…なんて訳はなく、ところどころにイヤミス的な要素を入れるのが湊かなえらしい。
俺はどちらかといえば島というのに憧れを感じ、住んでみたいと思うけど、実際に住んでる人の思いは違うんやろうなあー。
義母の実家が秋田の山の中やけど、そっちの方もまだまだ封建的な世界が残ってるのを実感した。
まだまだ地方にはそういう考えが深く根付いてるんやなあーと改めて思い知らされた。
6篇からなる短編集。
一番良かったのは代表作ともなってる「海の星」。
相変わらずの読みやすさやけど、心に響く感じはない。
★★★☆☆