私や姉は幼い頃 田舎の親戚の家で 夏休みの多くを過ごしたものですが、今の子供は学校が休みでも 運動やら 習い事で忙しいようです。たった1泊で、それも前日に言ってくるので用意が間に合いません。夕食はオードブルにさせてもらいました。子供が好きなものばかりで良かったです。
加えて ポテトサラダとゴーヤチャンプルを添えました。
店番があるので 私は食事の用意をして 先にみんなに食べてもらいます。
残念ながら台所にはエアコンが無いので 戸を開けて 扇風機を回します。
後から私が一人で食べていると 小学二年生の お兄ちゃんが止まっていた扇風機をそばに持ってきて スイッチをいれて私に当たるようにしてくれました。暑がりの ばぁばを知ってのことでしょう。最近は「俺が・・・」と言うようになり シャイで手もつないでくれなくなりましたが 優しい子です。
妹は3歳ですが おしゃまさんで要領も良く 愛嬌のある子で笑わせてくれます。
『プリキュア』と『なにわ男子』が大好きで テレビを見ながら踊ってくれます。これまでは 自分のことを『○○ちゃんはねぇ』と名前で言っていましたが、最近は『私はねぇ・・・』と言い いっぱしのことを言い始めました。口は達者な3歳の話を聴きながら『こりゃ やるな』と感じずにはいられないものを持っています(婆の感)
それでも まだ3歳ですから あどけなく、お兄ちゃんに泣かされています。口をとがらせて お兄ちゃんに反抗する顔が愛らしい。
夜は昔ママが着ていた浴衣を着せてみましたが ちんちくりんでした。おどけたり ポーズをとったり、なかなか女優です。
一日目
お兄ちゃんは『夏の友』にあった「石集め」
トンボを二匹捕まえ 図鑑で名前を調べています。
同じく夏の友にあった 100パーセントジュースでシャーベット作り。
途中 一回かき混ぜるのがポイントと書いていました。
夜は隠居に移動し
花火を楽しみ、日頃は誰もいない隠居が賑わう。
二日目
いつもは 高齢者二人の静かな朝食が 今日は ワーワー賑やかです。
次に牛乳パックの工作。これは 約30年前に娘に作った工作ですが、最近大分合同新聞に載っていました。
まさか 娘と同じものを孫と一緒に作ることになるとは 感慨深いです。
前回は迷わず作れたのに 今回は非常に難しい。やはり理解力が衰えているのでしょう。
昼食のソーメンは ハムと薄焼き卵を 星形の型で抜き(七夕か‼️と心の中で突っ込む)
午後からは再び昆虫採集や水まきやサッカーゴール大会で じぃじが大活躍。トンボと蝶(正しくは蛾でした)は、お盆に殺生はいけませんから逃がしてあげました。お盆でなくても 逃がしてあげます。
そして午後3時から 湯布院の高台で盆三日間オープンの「かき氷屋さん」へ向かいました。
この かき氷屋さんは お盆の三日間のみのオープンで 屈強なラガーマン達が慣れない接客をしていました。
菌床栽培の生椎茸や キノコ狩りのお誘いもいただきましたが やんわりお断りしました。椎茸は飽きるほどありますから。
お兄ちゃんは でっかい車の上に乗せてもらい 高みのブルーハワイです。
由布山を斜めから望みました。
かき氷は 水を凍らせたものを削るのではなく 素材を凍らせて削るタイプです。薄い削りで、ふわっとしていて、持ってたら すぐ溶けます。速く 食べなくちゃ。
価格は少々 お高いのですが、このロケーションなら納得です。娘のイベント情報収集力にも感服です。いつも 情報を知らせると『知ってます』と言われます
私は高校時代まで この近くに住んでいました。建物が建ったり壊されたり いろんな変化があり 驚かされます。
昔 この先に立派なマンションが建っていました。建っただけで、とうとう無人まま撤去されました。しばらく空き家のまま 道下に そびえたち、地元の人は『幽霊マンション』と呼んでいました。森の中で 眺望が悪く、由布山のそばに建ちながら 由布山が 全く見えないという残念な物件でした。
かき氷を食べると すぐ湯平に帰り、夕食は 大人はチキンカツカレーとサラダ。子供は牛丼で簡単にすませ、大分に帰って行きました。
昔は帰るのを嫌がり 泣いていた孫ですが 今は平気です。これも成長の証です。泣かれても困ります。
翌日は 大洗濯です。タイミング悪く 雨が降り出しました。
夏草や 兵どもが 夢の跡(松尾芭蕉)
いや 違うな
夏草や 二人の孫の 夢の跡(ゆのひらん おばちゃん)