勿忘草と胡瓜草♪

2007-03-09 | Weblog
昨日はヤナギの話だけで長くなってしまい
他のお花を載せられませんでした。
ヤナギ繋がりで雪柳(ユキヤナギ)も
一緒にと考えていたのですが(笑)
   
   
線路沿いの植え込みで日当たりが
良いせいか、早くも満開です♪


今日はドンヨリ曇っています。
ここ数日私にしては動き回っているから
散歩はお休み。
この季節はうかうかしていると
せっかくの花を見逃すので一日だけ(笑)

最近撮った花たちをご紹介します。

雲南黄梅(ウンナンオウバイ)が
たくさん咲いて見惚れました。
塀の中から外へ垂れ下がって
地面まで到達しそうです。
前に載せたお花のアップはこちら
   
ここでもユキヤナギが真っ白になってますね。


次は初めて出会った花。
重たそうな花房に迫力があり
うわぁ、何これー?と思いました。
調べたら、キブシのようです。
初めて見たので実際には比較できませんが
ネットの解説などから、花が大型だという
ハチジョウキブシと思われます。

八丈木五倍子(ハチジョウキブシ)
   八丈島など伊豆七島に多いため
   この名がついたそうです。
   
キブシの名は、果実が五倍子(フシ)の
代用品になったことから付いた名前。
フシは、ヌルデ(フシノキ)に出来る虫こぶで
タンニンが多くて黒色染料などに
使われたのだそうです。

虫こぶは、虫えいとも言われ、植物に虫が
寄生したために出来るものです。
参考までに、このブログで載せた
エゴノキの虫こぶはこちら
(見て気持ちの良いものではありません。汗)


小さな水色を見つけて駆け寄ったら
勿忘草(ワスレナグサ)が一本だけ
花壇の中で微笑んでいました。
ちょっと気が早いですよね?
   

そして、可愛い胡瓜草(キュウリグサ)発見♪
昨日の買い物の帰りに見つけました。
荷物もあって撮りづらく、小さい花だから
絶対失敗すると思ったので、2本だけ
摘んで持ち帰りました~。
   
ワスレナグサに似てますよね♪
同じムラサキ科の植物で、花は似てますが
大きさは全然違います。
どのくらい小さいかというと
僅か2~3ミリ?というところでしょうか。
   
   「20」は2センチですよ、念のため(笑)
この定規は1センチばかり下に離れています。
なかなか上手く撮れなくて(汗)

キュウリグサの名前は、葉を揉むと
キュウリの匂いがするからだそうです。
切り口に鼻を近づけた程度では
分かりませんでしたが、
小さな葉を揉んでみたら
確かにキュウリの匂いがしました。


以前蕾を載せたシンビジウム
やっと咲いていました。
   
小さな蕾から随分経ちましたね~。

カランコエも蕾の時期が長くて
ゆっくり咲くらしいです。
   
   
驚いたことに、街中ガーデンの花壇に
地植えされて冬を越したようです。
今年は暖冬だったから大丈夫でしたが
霜が降りたらダメですよね?
日当たりが良くて平気な場所なのかしら??

カランコエも母を思い出させる花です。
電話したときに「カランコエが咲いたのよ」と
まるで少女のような声で話していました。
その声だけ、やけに印象深くて・・。
寒い新潟ですから室内に入れて大事にし、
咲いたことがとても嬉しかったのでしょうね。

それから、何の花のことか忘れましたが、
こんな出来事がありました。
庭でキレイな花を見て欲しがる人がいて、
でも、すぐ咲かなくて二年待つのだと知ったら
要らないと言った人がいたのだそうです。
「すぐに咲かないとダメなのかねぇ」と
驚いたように語っていました。

母はお花が咲くのをゆっくり待つ人でした。
実生活でも焦るということが滅多になくて
かなりのノンビリ屋でした。
(私も呑気ですが比較になりません。苦笑)

雪が融けるのを気長に待っていれば
ちゃんと春がやってくるのだと
自然の中で暮らしていたから
実感として分かっていたのでしょうね。
思えば、幸せな生き方でしたね。。
性格も状況も異なるので私には
なかなか出来そうにありませんが
「自然に任せて」という姿勢だけは
見習いたいなと最近しみじみ思います。




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