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機能不全な家庭のがんばりやさん

2011-05-30 21:45:55 | インポート
 家庭のほとんどの維持機能を果たしています。家族の着るもの、食事の世話、どれもきちんとする。お金の払い、アイロンかけ、食事の世話等々家事一切を行います。ほとんどの家庭では「お母さん」がその役割を担います。「お母さん」がその役割を担わなければ、その夫かこどもがその役割を担います。
 でも、家庭が機能不全なので、「がんばりやさん」はそういうことに時間とエネルギーを使うだけです。なんだか疲れてきて、寂しい気持ちがわき、家族に利用されているというか、無視されているような気がして空しくなってきます。
 一方で自分が家族のためにいろいろ尽くしていることに対して満足感を感じています。家族から感謝されることもあり、不健全な罪悪感を持ちながら、過度な責任感からがんばり続けていくのです。問題は、本人も家族もそうするのが当然と思って疑問視しないことです。