最終編は陶芸の森ウォーキング~信楽焼のすばらしさを満喫!
信楽駅を右手に見送り、中心地を過ぎたあたりで信号を左折し坂道を上がる。最初の駐車場に車を止めた。
風なく空蒼し。絶好のウォーキング日和だ。我妻もルンルンと先を行く。
私は信楽のシンボル?をカメラに収め後を追って山腹の階段を駆け上る
太陽の広場から更に高みを目指し真っすぐに天に向かう階段を上る。
目を見張るモニュメントの先に陶芸館が現れた。没後60年とかで北大路魯山人の特別展が開催されていた。
無料展示コーナーを見学した。
そんな時、妻が私の袖を引きあるポスターの前へ誘導してくれた。神山清子さんだ! 私の推測が確信に変わった瞬間だった
受付にいた学芸員らしき女性に、朝ドラのモデルは神山さんですか、と念を入れた。
推測が正しかったことに満足した私は、神山さんの生家を訪ねてみたくなった。
街道わきのあのひっそりとしたたたずまい・・・約40年前の情景が私の脳裏でいよいよ鮮明によみがえり始めていた・・・ (前回掲載済)
このような感傷を木っ端みじんに砕くモニュメント!
正面の風の塔の先の展望台星の広場に向かいます。
芝生の広い広場に様々なモニュメントが展示されていました。私の感性にビビッときたもののみアップしました。
一番目立っていました。岡本太郎の太陽の塔も信楽焼ですがちょっぴり影響受けてるかも・・・ガンダムを想像してしまいましたが・・・ タイトル『炎の人』
タイトルに意表を突かれアップしました。どういう見方をすれば『幽霊』というタイトルに私の感性が落ちるのでしょうか?・・・不思議でした。
・・・悲しげな感じがします。「慟哭」なんていかがでしょうか。
いいですね
これもナイスです。 作者は、イさんと言って韓国の作家のようでした。
この方の作品は4~5点展示されていたけどどれも作風は同じでしたがデザイン色合いが素敵でした。
思わずスケッチしたくなった作品です。
この後、時計の逆周りで火鉢の小径を下りました。
途中のもみじはまさに見ごろでした!
私たちの駐車場の一段下の施設です。
正面が創作研修館、その右手ドームが窯場でしょうか・・・この施設を見学して裏手に回り坂道を登ります。
ナイスな感じ
ピエロな感じがよく出ています。
坂道を登ります( ^ω^)・・・
穴窯 ~燃成日数 約4日、薪の束数 約250束~~ (説明より抜粋)
登り窯
もう一つ登り窯がありました! 下から覗いてみましょう。
その隣に、まだ現役と思われる窯が数点並んでいました。
確か、下は「ビードロ窯」で、その左手は見えにくいですが「いってこい窯」とか? ホントかなあ、って思ったのですが、面白おかしく身近な存在にって戦略かも
この煙は、窯からではなくて若い男性が手前で焚火をしているのです。
あまりに煙いので風上へ。妻は焚火に近づき何やら解説を受けています。
他の観光客も「なんだ、なんだ?」って集まり始めました。妻のつまらない質問にも(ゴメン!)青年は真面目に答えています。
~焼き物の出発点は野焼きです。縄文式土器だってそうですよね。子供たちに今の信楽焼に至るまでの歴史を少しでも感じ取ってもらいたいのです~
・・・子供たちに?
近づくと、ナント! サツマイモのツルでないか
私はたまらず尋ねた! 「そのサツマイモの品種はなんですか?」
「紅あずまです。」
よせばいいのになお、 「紫芋のほうが色合いがいいかも」
私のラストクエスチョン、「あなたは信楽高校のあなたは美術教師では?」
「はいそうです。この後子供たちが来ます。私は焼きながら待っています」
私はすっかり納得した。こんな教師から学ぶ生徒たちは幸福だ。
しかし現実、子供たちの反応は、かったるいとか、めんどーだとか、期待は裏切られパなし( ^ω^)・・・
・・・そのうち、もうこんな手間暇かけるのや~メタ!って凡人教師多いから、ね。
ガンバレ 若い人よ
太陽の広場に戻ると火の丘でたくさんの園児たちがお弁当を広げていた
その隣の信楽産業展示館の周りには信楽高校生たちが三々五々集まり始めていた。