防災カレンダー
4日。上弦。己亥 ・乙[亥]・乙[亥] (テロ注意)
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目先の利益の増加を目標にすると変化に弱い企業となる。
教授のお話は続きます。
変革に強い企業の経営者の特徴。それは
・短視的な利益増加(コスト削減)を目標にするのではなく
・企業の付加価値(利益+人件費+設備投資)の最大化を目標とする。
ということでした。
誰だって目先の利益を上げること。コストを下げることを目標にする決断の方が簡単です。
しかしその経営方針は、会社が順調な時しか役に立ちません。会社の方針を変えなければならない大きな時代の流れにさらされると、沈没しかねない。
事実世界に名だたる大企業も、経営者の短視眼的目標で沈没した。そういう先例は数多く。。。
目先の利益だけにとらわれず、人件費に投資して良い社員に残ってもらう。あるいは設備に投資してお客さんに満足してもらう。それらの蓄積が会社の付加価値となる。と教授は言います。
ウラの潜在因子貯金を蓄積した企業は変化に強い。
付加価値で社会から認められた企業は変化に強い。
それは付加価値とは他社が真似が出来ない価値となっているからです。
そして付加価値の企業とは社会の多くのファンに支えられているからです。
陰と陽の視点では、人件費と設備に投資していたということは、ウラでプラスの因子を蓄積していた。と言えます。
目先の利益はオモテの事象。土壌づくり(人件費と設備投資)はウラの蓄積です。
変革の波に晒された時に、その企業が今までウラに蓄積していたプラスの因子が、その企業を助ける。そのように思います。
正しさを実行する。良心に従う。経営方針。
では経営者はどのようにして「付加価値」の決断をするのでしょうか。目先の利益に捕らわれないで、人件費と設備投資への決断が出来るのか。
教授はそれを「正しさを実行する」と表現します。ふむ。
経営者は会社の経営の中で「自分の正しさを実行する」決断が一番重要である。
その経営者が何を「正しさ」として判断するのか。それはその経営者の人生そのものであります。
目先の利益ではなく、自分の会社の付加価値を一番最大化すること。それは経営者が経営において「正しさ」を実行することにある。というのが教授の結論でした。
教授はその「正しさの実行」を「経営の品格」と表現しております。うむ。
経営者が安易な判断に流れる時。変化に弱い企業へ。
現在大きくなっている企業は、みな成功体験を持っております。人は過去の成功体験にとらわれやすい。過去の成功体験に沿って判断することは容易だから。
教授はその安易な判断も「コスト削減の判断」と評します。興味深いです。
コスト削減とは何もお金費用のことばかりではありません。自分が苦労する工数もコストと言います。
その企業の成功体験に沿った判断は、経営者にとってコスト(手間暇苦労)がかからない判断です。
社会の変化は必ず過去の成功体験ではない。異なる戦略を必要とします。それが「変化」であります。
しかし経営者にとって「過去の成功体験を否定すること」はコストの高い判断となります。
ですから、変化に強い企業のトップは「過去の成功体験に安住する」を乗り越えて「正しさ」を実行できる決断が必要だ。と教授は言います。
結局は経営差の生き方。正しさという生き方が企業を救う。
「正しさ」とは曖昧な表現であります。人それぞれその中味が異なる。実に主観的な価値観です。しかしその主観的な「正しさ」が企業を救う。というのが教授の仮説です。興味深い。
教授の仮説は、最初は世の中の経営学から出発しております。が、結論としては経営者の正しい生き方。という主観論抽象論に行き着いています。だからこそ興味深い。
その「正しさ」は「良心」とも言いかえられる。
目先の利益や自分の都合ではなく、企業のあり方としてそれは「正しい」のか「良心に恥じないのか」という視点で判断すること。
その良心に基づく経営判断が、変化に強い企業の指針となる。品格のある経営こそが、変化に強い企業となる。
というのが教授の仮説であります。
「小さな警告」に耳を傾けることも「正しさ」。
私の実体験と照らすと、その「正しさ:とは「小さな警告」を受け止めることも含まれます。
たとえば、過去の成功体験がもう役に立たなくなり始めたら。それは必ず「小さな警告」となって経営者に示されます。
・経営者が揉み消そうと思えば揉み消せる警告。
・経営者にとって聴きたくない耳の痛い警告。
そのようにしてそれは「小さな警告」として経営者に示される。
その「小さな警告」に耳を傾けることも「正しさ」である。
その経営者が自分の目先の都合で判断しない視点を持つ。ことで「小さな警告」もきちんと拾って受け止めることができる。
それは同時に、うちの会社は社会にどういう存在であることが「正しい」のか。という自問自答とペアであります。
つづく
おまけ(読者の方によって教えて頂いたこと)
==========
その教授に興味があります。その先生の事を出来る範囲で教えてもらえないでしようか。
→前回の記事の「ダイナミック・ケイパビリティ」の図に出典元が記載しております。そのURLに教授の記事がありますです。
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まるぞうさん、なんだか最近、世界情勢の大事なところがよく分からなくなってきました。
物事が激しく進んでいるようでもあり、遅々として進まず、すごくじれったい気もします。
このモヤモヤは何なんでしょうか?
→ 夜明け前が一番暗い。ということだと思います。夜明け前の一番暗いモヤモヤ。
==========
まるぞうさんの太陽光パネルとポータブル電源は繋げて使えたりもするのでしょうか?
→ 下記サイトをみると一般的なソーラーパネルのMC4端子変換ケーブルは2018年にリリース予定とありますので、メーカーに問い合わせてみてはいかがでしょうか。
https://dime.jp/genre/509527/4/
==========
「故郷に錦を飾りたかった」あるいは「故郷に凱旋したかった」のどちらかでいいのでは?と思うんですが。。。
→ ご指摘ありがとうございます。今日もまた一つ賢くなりました。ありがとうございます。
==========
ロウハニ大統領が年内に訪日に向け調整中と。急なのはきっとあれですよね。イランとは敵味方に分かれたくなんかないけど、どうすればいいんでしょう。
→ イランにある2つの顔。オモテはロウハニ大統領。戦前の犬養毅首相と立場が似ていると思います。
問題はウラのイスラム革命防衛隊。
==========
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その教授に興味があります。その先生の事を出来る範囲で教えてもらえないでしようか。
→前回の記事の「ダイナミック・ケイパビリティ」の図に出典元が記載しております。そのURLに教授の記事がありますです。
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まるぞうさん、なんだか最近、世界情勢の大事なところがよく分からなくなってきました。
物事が激しく進んでいるようでもあり、遅々として進まず、すごくじれったい気もします。
このモヤモヤは何なんでしょうか?
→ 夜明け前が一番暗い。ということだと思います。夜明け前の一番暗いモヤモヤ。
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まるぞうさんの太陽光パネルとポータブル電源は繋げて使えたりもするのでしょうか?
→ 下記サイトをみると一般的なソーラーパネルのMC4端子変換ケーブルは2018年にリリース予定とありますので、メーカーに問い合わせてみてはいかがでしょうか。
https://dime.jp/genre/509527/4/
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「故郷に錦を飾りたかった」あるいは「故郷に凱旋したかった」のどちらかでいいのでは?と思うんですが。。。
→ ご指摘ありがとうございます。今日もまた一つ賢くなりました。ありがとうございます。
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ロウハニ大統領が年内に訪日に向け調整中と。急なのはきっとあれですよね。イランとは敵味方に分かれたくなんかないけど、どうすればいいんでしょう。
→ イランにある2つの顔。オモテはロウハニ大統領。戦前の犬養毅首相と立場が似ていると思います。
問題はウラのイスラム革命防衛隊。
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